我が家の次女が通う中学校の課外授業で講師をさせて頂く機会に恵まれました。
DO TIME(ドゥタイム)と称して地域の大人達が講師となる課外授業で、
お菓子づくり ・よさこい踊り ・茶道 ・フラワーアレンジ など 約30講座あります。
6月~9月の間に50分授業が8回、講座の内容により設定回数はさまざまです。
私達は、〝プチハウスづくり〝で初エントリーさせて頂き、
予想を超える40名の応募(3番人気)を頂き、50分×2時限の講座を2回行うことになりました。
どのようにしたら楽しくなるか!、みんなに興味をもってもらうにはどうしたらいいか!
頭をフル回転、インテリアコーディネーターやカラーコーディネーターの本をよみ、ヒントがあるかもと、
インテリアの歴史なども読んでみました・・・
とにかく楽しんでもらう。
見たことない壁紙やカーテン生地にふれてもらい
インテリアっておもしろいなあと、興味をもってもらえるようにする!
そんな授業内容になるよう構想、材料準備をさせて頂きました。
1時限目スタート
テーマとして〝HAPPYになれる 自分の部屋〝をイメージしてプチハウス作って下さい!と生徒さんに掲げ掛けさせて頂きました。
プチハウス用に型取った厚紙そして壁紙を用意。
壁紙は、興味を持ってもらえるよう 感性に応えるよう 色 ・柄 ・テクスチャーをバリエーション豊富に、取り揃えました。
壁紙を並べた台に集まって頂き 自由に選んで頂きました。
見たことのないカラフルな壁紙、柄やキラキラ ラメの壁紙の前で盛り上がる女子たち。表情は、コーディネーター!
プロ顔負けの真剣モードです。
男子達は、終始女子パワーに圧倒されていました。
貼り込み作業に入り口数が減ってきました。時間内に仕上げようと真剣です。
1時限=50分の中で 壁3面・天井のコーディネイトを考え 貼り込み作業を完了させて、みなさんここまできっちり仕上げてくださいました。
女の子らしいピンクコーディネート、ちょっと調子にのった男子達のキラキラコーディネート、みなさん個性あふれる作品ばかり。なかにきらりとひかる感性溢れる作品もありました。
2時限目スタート
ハウスを建ち上げ、床・窓のファブリックの選定 調度品のセッティングまでの最終仕上げを行います。
私たちが、用意したもの
床に貼り込むバリエーション豊富なじゅうたん
窓カーテン用にセッティングした、ドレープとレースカーテン
なんにでも使えるように、リボン・フレンジ・ロールスクリーンなどのサンプル
生徒たちが用意したもの
ミニチュア小物
前回の壁紙選びと同様に、楽しみながら!とても真剣に選んでくれました。
ジュータン・カーテンを2~3枚持って、自分のプチハウスに合わせコーディネイトを考える。
自分の想う組み合わせを、何度も何度も合わせる生徒さんもいました。
壁を建ちあげ、
じゅうたん・カーテンのセッティングをして形になってきました。
みなさんさらにテンションが上がってきます。
接着など仕上げがうまくいかない生徒さんから、質問を頻繁に頂ました。
仕上げの最終段階。
持ってきてくれたミニチュア小物をセッティングしたり、フレンジやリボンで照明やモールティングを作る作業などしています。
想像以上のすばらしい出来栄えです。
完成した作品 みんな個性あふれる 素晴らしい感性の作品ばかりご覧ください。
画像をクリックすると画面が大きくなります。
最後に作品といっしょにみんなで写真撮影。
構想、準備に1カ月以上。
大変でしたが、生徒さんの楽しんでいる姿をみることができて、講師を務めさせて頂いた私達もとても楽しかったです。
後片付中、先生方との雑談の中で、
秋に行われる学園祭に展示させて頂けるようお願いしたら、快く許可を得ることが出来ました。
他の生徒さん 来場される親御さんたちに、是非作品を見て頂く機会をつりたかったからです。
どんな見せ方で展示方法がいいのか? 場所は?
多層階に組んで 玄関などに設置を構想しています!
先生方とお話を詰め 学園祭に向け準備を初めていこうと思います。