今回は、桐ウッドブラインドを使用した施工事例をご紹介いたします。
マンションのリビング窓に設置されたこのブラインドは、厚手カーテンとレースカーテン二重吊りからの吊り替えたものです。
部屋全体が洗練された雰囲気に生まれ変わり、窓まわりがすっきりとした印象を与えるようになりました。
今回施工した窓のサイズは、幅1800mm×高さ1950mm。一般的なマンションのリビング窓のサイズです。
桐ウッドブラインドを選んだ理由の一つは、木の温かみを生かしながら、窓を美しく見せることができる点にあります。
窓はベランダに通じる掃き出し窓で、お客様は右側のみで開閉して風を入れたり、出入りしたりするという使い方をされていました。
このため、ブラインド本体を2台に分けて製作することにしました。
ブラインドの操作性が向上し、使い勝手が良いと感じていただけます。
ブラインドのカラーには、マットフィニッシュシリーズのホワイトを採用しました。
従来のオスモカラーシリーズと同様、自然由来の塗料を使用しており、塗装の嫌な匂いがしないという点が特徴です。
お客様からも「塗装の匂いがしないのは嬉しいね」とご好評をいただきました。
カラー選びは、事前の採寸の際に、実物サンプルを持参してお客様に見ていただきました。
このホワイトカラーは、リビングのインテリアに非常にマッチし、お客様からも「この色が一番合うね」と即決いただきました。
やはり、実際に目で見て確認していただくことで、より納得のいく選択ができると感じます。
今回採用した桐ウッドブラインドのスラット幅は63mmです。
スラット幅が広いことで、スラットの枚数が少なくなり、ブラインドを開けた際に開放感が増し、外の景色をより楽しむことができます。
さらに、スラットの枚数が少ない分、畳代が薄くなります。
近年、木製ブラインドのメーカーは、ブラインドを閉じた時の遮蔽性を向上させるため工夫を凝らしています。
採用したノーマン社の木製ブラインドは、独自の機構を採用しており、スラット同士がぴったりと密閉される設計になっています。
さらに、昇降コードの穴が後ろに隠れる仕組みとなっており、これにより他社製品と比較して遮蔽性が飛躍的に向上しています。
このような進化により、木製ブラインドは見た目の美しさだけでなく、機能面でも非常に優れた選択肢となっています。
今後も、このような高品質なブラインドを通じて、お客様の暮らしをより快適にするお手伝いをしていきたいと考えています。