今回ご紹介するのは、リビングのレースカーテンの吊り替え事例です。
新築時(2004年3月当店納入)に付けたレースが劣化して、その吊り替えのご要望を頂きました。
新築時は、絵羽刺繍レースを出窓にバルーンシェードのスタイル。
縦スリット小窓には、カフェポール通し2倍ひだで納めました。
絵羽刺繍とは、裾部分が刺繍柄で施された装飾レースの事です。
今回は、出窓はバルーンシェードはやめ、横引きのレースカーテンに変更しました。
選んだレースは、同じ絵羽刺繍。
前と似たデザインを採用頂きました。
このタイプは一定のニーズがありまして、根強い人気があります。
取付は、先ずバルーンシェードのレールを外しまして、
同じ位置に、角型レール(ネクスティ)を付け替えました。
レースの開け方は片引きを希望。
両端に片マグネットランナーを入れ、レースカーテンは1枚に仕立てました。
小窓は、レースの吊元をカフェポールに通す仕立てです。
幅370の縦スリット窓などは、横開閉もしないので、この仕様をオススメしています。
20年程使われたシェードは、幕体の傾きやブラケットのぐらつきなどが見られました。
ブラケットの傾きは、ビスを長いもので打ち直しをして、しっかり固定。
シェードメカは旧型のタイプ、一度持ち帰り組み直しをしました。
操作と幕体の傾きを調整しています。
出窓のシェードは、レールから幕体を外して、リングを通し直して、幕体の傾きを調整しました。
リビング窓の全景
出窓:幅2400×高1440㎜ 小窓:幅370×高1440㎜×2カ所
今回出窓を測った時、使っていたコンベックスが中折れしてしまって、使いずらさが出てきました。
コンベックスを新調してみました。
剛厚タイプの立ちが良いもの。作業性が良くなると気分も上がります。
ついでに、アマゾンで見つけた電動ドライバービット用磁石を付けてみました。
ビスを確実に掴んでくれそうなので、安心してビス打ちができそうです。