今回は、プレーンシェードの吊り替え事例の紹介です。

 

20年前に当店で納めた、プレーンシェードの吊り替えになります。

マンションLD窓で、当時からレースは付けていなく、プレーンシェード１重吊りです。
視線や日差しは、プレーンシェードの昇降のみで調整をされています。

 

オーダー履歴があるので、寸法や仕様は分かっています。

ご来店時には、生地選びに集中して打合せが進みました。

 

取付にお伺いすると、２０年使用したプレーンシェードは所々に劣化が表れていました。

お洗濯を年2回もされる模様で、生地はきれいに保たれていました。

しかし、裏面に縫い付けてあるリングテープが、このように見事に剥がれておりました。

 

昇降コードの不良も所々にあり、たくし上げると幕体は上手く上がりませんでした。

 

 

これから取付の様子を紹介していきます。

既存のプレーンシェードはタチカワ製のドラム式。
本体を外していきます。

 

生地をマジックテープ部から剥がすと、レールとブラケットの状態が見えやすくなります。

手を入れやすくなり、一発で外せます。

 

今回はTOSO製クリエティドラム式を取り付けます。

ブラケットの取り替えを行います。

 

シェードの合わさる位置は、サッシ枠の真ん中にくるように取付

中央2台を先に位置決めした後、両側2台を後に付けました。

 
 

ここまで、2人で作業して1時間程かかりました。

ボックス内や窓枠などの汚れがあるものです。
拭き掃除も行っています。

 

採用生地は、スミノエD４２１４防炎です。
ソフトな風合いと上品な光沢感のある無地調生地。人気の生地となっています。

 
マンションの搬入搬出は、台車を使い移動を行っています。

駐車場までの距離が長いと少々苦労します。

今回、駐車スペースの確保と誘導もして頂き、たいへんありがとうございました。
助かりました。