今回は、新築にウェーブスタイルを付けた事例紹介です。

このスタイルにしたい方が増え、提案も増えています。

 

すっきりしたいご要望から、ドレープとレース両方ともウェーブスタイルを採用頂きました。

全窓天井からの取付をしています。

 

LDのドレープは、白度の高い発色の遮光１級を採用。

 

遮光生地はウェーブが出にくいとされています。

ウェーブスタイルに適さないとされていますが、当店では標準で形態安定加工を施します。
ご覧の様にウェーブが作れました。

 

幅2500㎜×高2400×2窓

大きな窓もウェーブスタイルは、すっきりしたシルエットが作られ、美しくダイナミックな印象になります。

 

カーテンを開けた状態は、さすがに裾の広がり感がでました。

それを予想して共タッセルを作り、カーテンを整えれば、全体の広がりは納まります。

 

カーテンの開閉は、バトン棒を使って行います。

遮光生地の場合は、レースとの干渉も考慮すると、おススメします。

 

2階寝室

ナチュラルライクな薄く横張りの弱い生地を採用。

カーテンを開けてもご覧の様にすっきり納まりました。

 

カーテンを閉じた状態

生地の柔らかな質感を楽しめつつ、裾まで整うウェーブはすっきり美しいです。

この生地やレースにも形態安定加工を施しています。

レースの裾はショートヘム（25㎜）

 

レールの紹介をします。

ウェーブスタイル対応のレガートユニダブル（TOSO製）を、LTブラケットで天井際に正面付。
天井面に下地が無かったためそうしています。

 

カーテン同士の干渉についてですが、

開閉時にドレープにレースがぶつかり、気になるかもしれません。

今事例は、ダブル正面付で、壁とレースのランナー間35㎜、レースとドレープのランナー間60㎜。

実際の印象は、さほど気にならないレベルと思います。

 

開閉時の様子を入れた動画を用意しました。

 

「思っていた以上の出来栄えです」と感想を頂きました。
ありがとうございました。