今回はレースカーテンの事例紹介です。
マンションLDは解放感と眺望を楽しめる、幅7050×高2070㎜窓があります。
レース一重吊りのご要望をいただきました。
日差しの遮り具合や装飾感を考慮されて、色々な生地をご覧いただき、カスケード3/マナテックスを採用頂きました。
薄手レースが2枚合わさった生地で、適度な遮蔽感が生まれ、またモアレ模様が見られる事が特長のレースです。
モアレ模様とは、波状や木目調の浮彫模様の事で、フランス語で「波紋形」を言う。
織り目が均一なレースを2枚重ねると現れる現象。
特別な加工で生地にモアレ模様を付けたドレープ生地もありますが、このタイプは最近少なくなりました。
仕立ては、1.5倍ヒダ両開、生地巾150㎝8巾使い、形態安定加工付です。
今回こだわったのが、幅継ぎの位置をヒダ山の根元にくるように、全箇所配置した事です。
幅継ぎが目立たないように配慮したもので、生地を巾落としをして縫製を行っています。
サッシ枠のところに両開レースの合わせがくるようにしています。
程よい透け具合も得られ、前の公園も眺める事が出来ました。