ラウンド型ストレートバランス付のLDKカーテンコーディネート

今回ご紹介するのは、LDK4窓のカーテン吊り替え事例です。

1年前に2階個室のカーテンを吊り替えて頂いたお客様から、今回もお願いします!と再来店くださいました。

LDKは少々こだわりたいと、どんな雰囲気がいいかをお聞きしていきました。

上飾りバランスもどうですか?の提案に、奥様が興味を抱いてくださいました。

一度採寸を兼ねて訪問してスタイルの大枠を決めました。
再訪問時では候補生地サンプルの試着をしたり、レースのスタイル決めや細部仕様の打ち合わせをしました。

 

写真は、採用の生地とフレンジ&タイバック
採用の生地とフレンジ&タイバック
ドレープ :レジーナ1(マナテックス)
裏地   :ルノアールN2(マナテックス)
フレンジ :カルテットフレンジ766(マナテックス)
タイバック:ソワレ1316(マナテックス)

 

レール類&房掛け金具

上飾りバランスのレール類&房掛け金具
レール     :エリート天付 板(奥行150㎜×厚み20㎜) マジックテープ
出窓カーブレール:セルフィ
房掛け金具   :リネージュ

 

上飾りバランスの縮尺図と型紙を作り、型紙は、実際に付ける窓にあて、イメージの確認に役立てました。

上飾りバランスの縮尺図と型紙

 

採寸時に天井に下地が見当たらなかったので、壁面の下地にビス打ちをして、Lアングルで板を固定する方法をとりました。
もう一度調べたら、天井に下地がありましので、ビスを打ち補強をしておきました。

強度的に完璧となりました。

Lアングルで板を固定

取付作業は2人で5時間程かかり、LDK4窓のカーテン吊り替えを完了しました。

 

リビング側から撮った全景
上飾りバランス付LDK4窓のカーテン吊り替え事例
上飾りバランス付LDK4窓のカーテン吊り替え事例

天井付の上飾りバランスは、天井が高くお部屋が広く感じられます。

採用のドレープ(レジーナ1)は、クラシカルなダマスク柄を、重厚な織で立体的に表現された生地。
洗練された色(アイボリーにゴールドのグラデーション)なので、重たい印象にはならずまとまりました。

グレード感のあるカーテンに仕上がりました。

上飾りバランス付カーテン全閉

腰窓ですが、カーテン丈は天井から床までにして、遮光性と装飾性アップにつながります。

お部屋の暗さも得られ、ご満足の様子でした。

遮光裏地付カーテンを床まで
縫製仕様は、2倍ヒダ・遮光裏地(遮光1級)付き。
形態安定加工を施しています。

遮光1級裏地付きカーテン

光漏れ軽減のためにサイドリターンも付けています。

リターン縫製

 

 

上飾りバランスは、「ラウンド型ストレート+トリム付」のオリジナル仕様です。
ヒダやウェーブな無いですが、裾のラウンドが適度なアクセントを生みます。

今回こだわったのは、柄(ダマスク)に沿ってラウンドの形を決めたところです。

 

ラウンド型ストレートバランス・トリム付

上飾りバランスの柄どり図
ラウンド型ストレートバランス・トリム付
バランスに付けたフレンジとタイバックの色が似たものが無いか、ショールームで探しこちらを提案させて頂きました。

タイバック

 

レースは、外から見えにくく日差しをやわらげるタイプがいいと言われ、
「涼しやΩ」糸使用の生地で、遮熱・UVカット・遮像性に優れたレースを採用しています。

「涼しやΩ」糸使用のレース
ボウウィンドウには、スカラップ共フリルのスタイルカーテンを採用。
既存と同じ形のウェーブに仕上げています。

部屋側にも同じレースを吊り、出窓の空いたカ所からの視線や日差しを和らげる時に引きます。

ボウウィンドウのスカラップスタイルカーテン共フリル

 

ダイニング側
上飾りバランス付LDK4窓のカーテン吊り替え事例

腰窓は、同生地レジーナのシェードスタイルを採用。

出窓にプレーンシェード
シェードにも同じ遮光裏地(遮光1級)を付けています。

この窓からの日差しは強く入り、「シェードの上げ下げの頻度が増えそう」とおっしゃっていました。

 

 

K(キッチン)

ダイニングの腰窓と同様、日差しが入ります。

同じスタイルを採用頂きました。

レースは片引きの裾共フリルにしています。
裾の共フリルは装飾感が増し、気分を上げてくれます。

「かわいい」と喜びの様子でした。

キッチン小窓のシェード

 

 

T様、今回もご用命くださり、ありがとうございました。