今回ご紹介するのは、吹き抜けの寒さ対策に天幕カーテンを設置した事例です。
キッチンスペースにある2畳ほどの吹き抜けがあり、吹き抜けは、2階廊下と繋がりダイニングに階段が隣接する間取りです。
暖気が非常に逃げやすいので、寒いお部屋だと思います。
今冬の電気代がビックリするほどだったようで、対策のためご依頼いただきました。
受注の流れとして、事前に吹き抜けの画像を頂き、特に照明など天幕カーテンと干渉する物はないか又その位置はどうなのかを見て、
設置可否をお伝えしています。
照明の位置によってスペースが限られ、設置が出来ないケースも良くあります。
今事例は、スポットライト2灯ありその上にコンセントがありました。
スポットライトの下に設置なら可能と返信しましたが、キッチン唯一の照明で塞ぐと暗くなるのでスポットライト上への設置を希望されました。
設置位置は現調によって融通もしてくれる旨と費用の了承を頂き、現地採寸打合せを行いました。
現地で、照明とコンセントの間をしっかり測りました。
スポットライトは天井上40㎝その上20㎝にコンセントがあります。
スポットライトとコンセントの間に設置が出来るならベストですよねとなり、天幕カーテンの垂れ寸法も計算。
何とかいけると判断しました。
天幕カーテンのサイズは、幅1220㎜×長さ1550㎜ 操作はバトン式です。
設置高さは床から3170㎜の高さに取り付け。
通常より高い位置になりました。
いつも用意するバトン棒1200㎜だと、開閉操作のハンドルに届かいので、1800㎜のものを用意させて頂きました。
取付後の雑談で
「1月の電気代は、主人がリモートワークで在宅だったせいもあるのですが、凄かったです」
「来冬は電気代が抑えられる事を期待しています」おっしゃって頂きました。
吹き抜けを塞ぐ事で、空調する容積を減らす事になり、場合によっては夏の冷房効率アップも期待できるかもしれません。
今事例とは違いますが、高窓や天窓がある吹き抜けのケースでは、そこからの日差しを天幕カーテンによって和らげ、暑さ対策にもなると思います。
吹き抜けの天幕カーテンは、夏の暑さ対策にもなります。