今回ご紹介するのは、寝室腰窓に電動カーテンレールを設置した事例です。
打合せ時に提案した電動カーテンレールに、興味を持って頂いたお客様。
別売りの家電リモコンを使えば、IOT対応も可能ですよと説明したら、寝室の腰窓1か所に、電動カーテンレールを採用頂きました。
IOT対応なら、スマホアプリでカーテンをタイマーで自動に開閉出来たり、遠隔での操作が可能。別売り音声デバイスで音声での操作もできます。
採用のレールは、ホームタコストリーチェダブル(電動+手動)タチカワ製です。
取付位置は、壁付け正面付。
IOT対応させるには、WiFiで家電リモコンと連携させます。
家電リモコンは赤外線を送信しますので、電動カーテンレールは、赤外線リモコンの操作方式を選びました。
家電リモコンはお客様のほうで購入され、設定もされます。
設定は簡単にできますので、おススメしました。
タチカワ製は他にRF無線・RF無線赤外線併用・壁スイッチの操作方式も出しています。
ホームユースで高窓でない4窓以内なら、赤外線リモコンの操作方式で良いと思います。
お部屋のどこでもバチっと感度の良い操作を希望なら、RF無線赤外線併用をおススメします。
リモコンにタイマー付きも出ています。
電源コードの処理
メーカーの電源コード長さは、0.5mか3.3mとなっています。
余剰となったコードは束ねておく事が殆んどです。
今現場ではピッタリの長さに切り結線することしました。
結線は、圧着スリーブに収縮チューブを使い専用工具で作業しています。
(第2種電気工事士資格有)
電源コードに配線カバーを被せ、カバーはクロス巻き仕様を使いました。
配線の美観にこだわりました。
持出受光部はレール上部の壁に取り付けました。
コード類は、モーター裏にコードクリップでしっかり留めました。
とにかくすっきり納めました。
カーテン縫製
電動カーテンレールの両開は、中央は交差ランナーとなっております。
全閉時でもきれいに納まる様に推奨の縫製仕様で仕上げています。
中央で交差する奥側は、ヒダ無しの縫製となります。
カーテンが交差しても、ヒダ(生地)に当らずにきれいに納まります。
取付完了後に、どの家電リモコンが良いかの話になりました。
タチカワはラトック製を奨めています。
店の展示品もラトック製にしていますが、タイマー設定が切れてしまう事が起きています。
音声デバイスとの反応が良くなく、アマゾンのレビュー評価は高くないです。
2年前の案件で、お客様と相談して付けたネイチャー製は設定は超簡単でした。
反応と安定感もある様にも思います、レビュー評価は良いです。
ネイチャー製もおススメです。
追記(2023年4月)
天幕カーテンの取付で再訪した際、寝室をIOT対応できましたと話され、寝室に入る事が出来ました。
家電リモコンはスイッチボット、音声デバイスはアマゾンエコーを設置されていました。
カーテンに加え、照明・エアコン・テレビもIOT対応され、寝室の家電がスマートホーム化がなされていました。
スマホアプリの設定で、音声操作はもちろん、遠隔操作・タイマーで定時の開閉やオン・オフされます。
何回か呼びかけて、音声操作をして頂きました。
操作の反応は良かったです。
「タイマーで、朝と夜に毎日開け閉めしてくれる事は大変イイ」とタイマー機能の便利さと
「カーテンが開いたのが分らない程静かに開く」とモーターの低音に感動してくださいました。
電動カーテンの提案を受けて、「これがきっかけで寝室のスマート化が出来て、良かったです」感想を頂きました。