カーテンのヒダについて書きます。
一般的なヒダは、生地を山のようにつまんで、3つ山や2つ山を作り仕立てます。
つまんだヒダを左右均等にたたみ、箱が平たくなった形に縫い上げる方法もあります。
ボックスプリーツ(箱ひだ)と呼ばれています。
窓装飾の専門書に必ず紹介されていて、
カーテン専門店さんならだれでも知っているヒダ仕様です。
今回、レースをこのボックスプリーツ(箱ひだ)で仕立てました。
窓枠内にレースと厚地を設置する事になりまして、そのスペースが90㎜と狭いのです。
レースと厚地がかなり接近して取付せざるを得ませんでした。
レースが3つ山ヒダの場合、厚地カーテンを開け閉めすると、フックに引っかかるのです。
毎日のカーテン開け閉めに、レースが引っかかるなんて、気分も優れないものです。
ボックスプリーツ(箱ひだ)にすると、
ヒダ山が無いので、引っかかりを回避してくれます。
おすすめです。
仕立て幅は、レール長に対してあまり余裕無く作ることです。
使用したカーテンレールは、ミニマムデザインのシエロミニ(TOSO製)を天付け。
シンプルで存在感を抑えたレールにしています。
幅丈だけ合わすオーダーカーテンや、
メーカー縫製でこだわり無い注文では、同じものは作れません。
オーダーカーテン専門店は、機能や意匠性を考え、より良いご提案を考えています。
オーダーカーテンのご用命は、
お近くの「窓装飾プランナーのある店」へご相談される事をおすすめします。