吹き抜けの寒さ軽減に設置する天幕カーテンは、製作できるサイズに上限があります。
今回は、天幕カーテンの製作可能サイズを記します。
天幕が走行側の幅に、上限があります。
・バトン式の幅上限は、~2,700㎜まで
・紐引き式の幅上限は、~3,000㎜まで
幅が3000㎜を超えるサイズは製作は出来ません。
バトン式は、幅~2,700㎜まで製作できますが、2,000㎜以上は開閉のスムーズさが欠けますので、ご了承ください。
長さは、上限はありませんが、可能な限りです。
吹き抜けが大変大きいため、新築時からずっと寒さに悩まれていたお客様宅に、
天幕カーテン・バトン式を取り付けてきました。
バトン式で、今までの中で最大サイズの天幕カーテンとなりました。
吹き抜けは、2550×5280㎜ 約9畳の大きさ
高窓が3窓有って、2階の廊下と繋がっています。
リビングは一間半の掃き出し窓と出窓もある、風通しの良い間取り。
空気の対流(暖気が上に逃げ冷気が押し寄せる)が大変起きやすい状況となり、寒さに悩むのは当然だと思います。
施工事例
バトン式は、バトン棒を使って手動で開閉していきます。
ハンドル(先頭バーの真ん中に付く)にバトン棒を掛け、操作します。
幅が大きい(2,000㎜以上)と、どうしても先頭バーが斜めって壁に引っ掛かりやすくなります。
ゆっくりとした操作をお願いしています。
先頭はマグネット付ランナーとなっていて、キャッチ板にピタッと付くようになっています。
先頭のバーとマグネット付ランナーをつなぐフックは、今回は強度を考え、ピクチャーレール用のフックで代用しました。
品質向上のため、使用部品や仕様を変えています。
何回か開閉を試したところ、
これだけ大きなバトン式天幕カーテンでも、想定よりスムーズにできました。
これで、リビングの寒さ軽減につながり、お悩み解消になったかと思います。