アルミブラインドの吊り替えをさせて頂きました。
お部屋のリフォームに伴い、既存のアルミブラインドの経年劣化が気になり、ご相談くださいました。
既存品は、20年経過していて、
スラット(羽根)の回転操作が重く、全体の汚れ(経年の黒ずみ)も目立っていました。
既存のブラインド
設置する窓は、
道路に面していて遮るモノが無いロケーションでした。
夏の西日がキツく、暑さに悩んでいる様子です。
このような窓へのアルミブラインドの提案は、
「遮熱効果のある遮熱スラットを選ぶと、夏の暑さを軽減→冷房効果を得られる。しかも、ベーシックスラットと同価格」
と説明すると、
「ではこの遮熱スラットで!」
と採用して下さいます。
採用品は、
セレーノフィット25・V1229(オパールグリーン・遮熱)
そして本日取付させて頂きました。
遮熱スラット
遮熱スラットとは、
スラットに塗布する塗料に、熱を反射するタイプを使用しています。
夏の強い日差しを反射し、熱の流入を軽減します。
実際の効果はどれ程なのかを、サーモカメラを使い、
熱画像及び表面温度の測定をしてみました。
2021年8月6日(10:00)撮影
既存のベーシックスラットの熱画像及び表面温度
表面温度は36.1度(中央位置)となっています。
遮熱スラットの熱画像及び表面温度
(取付30分後)
こちらの表面温度は35.0度(中央位置)
表面温度は、
遮熱スラットの方が-1.1度とわずかですが低くなっています。
西日が差し込む時間帯の場合には、どうなっていたか。
おそらく、表面温度の差は、もっと出てくるのではないかと思います。