木製ブラインドの、羽根幅について書きたいと思います。
木製ブラインドの羽根幅には、各メーカーから何種類か用意されています。
国内主要メーカー(トーソー・タチカワ・ニチベイ)製では、
羽根幅25㎜ 35㎜ 50㎜の3種類を出しています。
その中で50㎜の採用率が高いです。
現在主力の羽根幅となっています。
25㎜ 35㎜は、畳み代が大きくなるため、あまり提案しなくなりました。
一方、ナニック製やノーマン製では、さらに50㎜以上の幅があり、
60㎜(ノーマンは63㎜)76㎜ 82㎜の広幅タイプが発売されています。
下の写真は、
左)羽根幅50㎜と、右)羽根幅60㎜の木製ブラインドを、横並びに撮ったもの
左の羽根幅50㎜と比べて、
右の羽根幅60㎜は、10㎜広くなっただけですが、ずいぶん印象が変わります。
まだ馴染みが少ない、この羽根幅60㎜ですが、
実際付けてみて、
インテリア性や使い勝手を上げてくれるので、おススメです。
昨日取付した事例を通じて、紹介します。
ダイニングの腰窓に、ノーマン製の羽根幅63㎜を付けてきました。
現在主力の50㎜幅より、羽根幅が13㎜広い63㎜です。
窓は、幅1100×高1100㎜で小さいサイズです。
ダイナミックな印象になりました。
窓の印象を良くして、インテリア性を上げてくれます。
そして羽根を水平にすると、
羽根と羽根との間隔は広いので、視野がスッと広がります。
よって解放感も感じられます。
羽根幅50㎜ではここまで視野は得られません。
羽根の枚数が少なくなるので、畳み代が小さくなる利点も生まれます。
出入りがある窓には、特におススメです。
特長のまとめ
・広幅羽根はダイナミックな印象→インテリア性を上げてくれる
・羽根の間隔が広くなる→視野が広がる、開放感が生まれる
・羽根の枚数少で畳み代が小さくなる→出入りの煩わしさが少なくなる
リビング窓のカーテンも紹介します。
リビング側の窓には、
デザイン性の高いオパールレースと、デニム生地のカーテンでコーディネートしました。
幅2700×高2400㎜の掃き出し窓
大花柄オパールプリントレースがリビング空間に映えています。
厚地カーテンは、瀬戸内デニム
グレーの壁との調和を考え、壁より少し濃いグレー色を採用しています。