バーチカルブラインド寄せ側の切替

バーチカルブラインドの「寄せ側」の切替をしました。

14年前に納めたバーチカルブラインドの、劣化に伴う吊り替え案件です。

生地は今までと同じでイイとの事で、

継続中のニチベイ製・アルペジオのフェスタⅡを採用。

操作側や寄せ側も、同じでイイとの事で、

ループコード式・片開仕様で受注しました。

隣り合う掃き出し2窓(同サイズ)に付けます。

ところがこちらの発注ミスで、寄せ側が間違えて出来てしまいました。

本来の寄せ側は、

操作側の切替

発注ミスで出来上がってきたのは、
操作側の切替

発注の際「寄せ」を逆に書いてしまいました。

こういった場合、レールを作り直さなければいけないケースもあるのですが、

今回のループコード式・片開仕様・単窓タイプなら、

部品交換もなく、寄せ側の切替ができます。

方法の手順を把握した上で、翌日に作業を行いました。

取説16ページ 
「ルーバー寄せ方向の切替方法」を参照しています。

取説(アルペジオ シングルスタイル 標準タイプ ループコード式 100mm 標準) 

行う作業的には、

レールを反転させ、操作棒を逆側に付け替える
方法となります。

取説通りの方法でも良いですが、

今回は、左右の製品サイズが全く同じです。

商品の右左を取替えて、操作棒を逆側に付け替える方法でもできます。

この場合の方が、
レール反転をしないで良く、前面に貼ってあるニチベイロゴが隠れないで済みます。

今回この方法にしました。

ルーバー寄せ方向の切替

実際の、作業手順を説明しますと、
ルーバー寄せ方向の切替
先ず、ルーバーを外し、レールを下に降ろします。

①コードウェイトから開閉コードを取外し、

ルーバー寄せ方向の切替1

②レール端部の固定ピースを取外し、

ルーバー寄せ方向の切替2

③操作棒も取り外します。

ルーバー寄せ方向の切替3

④エンドカバーも取外します。

ルーバー寄せ方向の切替4

次は、
⑤レール反対側の端部から開閉コードを引き出します。

ルーバー寄せ方向の切替5

⑥引き出した開閉コードにコードウェイトを取り付けます。

ルーバー寄せ方向の切替6

⑦エンドカバーを取付て、操作棒を差し込み、固定ピースでしっかり固定します。

ルーバー寄せ方向の切替7

レールの操作側の切替が完了しました。

ルーバー寄せ方向の切替8

⑧レールを窓に付けます。

(今回は、右窓についていたレール→左窓 左窓についていたレール→右窓)

ルーバー寄せ方向の切替9

⑨キャリアフックにルーバーを取り付けます。

ルーバー寄せ方向の切替10

これで、完成です。

ルーバー寄せ方向の切替

ルーバー寄せ方向の切替

一連の作業は、非常に簡単なもので、

1台15分程度で終わりました。

お客様宅へ2度の取付訪問になってしまい、
ご迷惑をお掛けしましたが、

翌日に作業を終えることができて、ほっとした次第です。