レースカーテンを吊り替えをされる方は、年中いらっしゃいます。
吊り替えの理由(タイミング)で一番多いのは、レースが劣化(破れ・黒づみ)したからです。
その商談の中で、
寿命の事や、破れる原因、長持ちさせる内容の話になります。
今回は、
破れる原因をシェアして、
長持ちさせる使い方やお手入れのコツを紹介します。
レースカーテンが破れる原因は、
熱・紫外線・摩擦、そして洗濯の頻度です。
夏の窓越しの温度は40度近くにも達し、同時に紫外線にもさらされ続けます。
あと、窓を開けて風を入れた時に、レースが摩擦します。
レースが風になびいてサッシや網戸に擦れ続けると、当然ダメージを受けることになります。
これらの負荷が一定レベルを超えてくると、劣化(破れ)が顕著化してきます。
下の記事にも紹介しています。
レースカーテンの寿命を減らすケース
今回は、洗濯の頻度も寿命に相関してくるのでご紹介します。
2.3カ月に一回(年4回)カーテンを洗濯されるお客さまがいらっしゃいました。
訪問してレースカーテンを見たら、白さをキープしていましたが、
所々で細かな裂けが発生したので気になった模様です。
「結構早く裂けてくるものなんですね」とお客様
よく見ると、生地が固くなっている感じです。
洗濯をすることは、汚れを落としてくれて良いのですが、
洗いや脱水が行われ、物性的に生地へ負担をかけます。
洗剤の含まれる成分が、紫外線によって硬化を促進するという事もあります。
よって、洗濯の頻度は、年に1回から2回が適切と言われています。
あと全然洗濯しないのも、劣化を早めます。
生地が汚れで黒ずんだ状態のままだと、さらに汚れや紫外線を吸収しやすくなります。
洗濯をする時期は、5月初旬、10月がベストです。
冬の閉め切った部屋のホコリ、
夏の窓を開けて屋外からのホコリを落とすタイミングです。
いずれも気候が良く乾燥して乾きやすい事と、
洗濯のモチベーションも上がる時期ではないでしょうか。
吊っている位置を左右交替させる事も、ちょっとしたコツです。
窓を開ける習慣のある方は、できるだけレースをなびかせないように、窓とカーテンの開閉具合を調整しましょう。
日差しがしっかり入る窓には、屋外にすだれやシェード、外付ロールスクリーンを設置するのも、遮熱効果も上がり効果的です。
ご参考になさってください。