カーテンレールメーカーTOSO製の
角型レールの代表商品 ネクスティ
このレールの取り付けで、
通常使うブラケット金具とは違う、
LTブラケットを使いました。
横から見ると、
L形が下を向いて、ビス穴が下部にあるブラケットです。
今回のケースは、
窓上近くに梁があって、取り付けスペースが狭いです。
さらに下地が枠上3㎝までしか無く、限られていました。
こんなケースに重宝します。
レールをセットするとこのようになります。
このLTブラケットの他の利点として、
カーテンの高さが通常ブラケットより上がるので、光漏れの軽減にもなります。
ちなみに、通常ブラケットは下の写真
カーテンの高さが窓枠より下がります。
もう一つ違う形のブラケット紹介しますと、
NTブラケットがあります。
ビス穴が左右横にある形をしています。
主に、
窓枠に直接取り付けする時に使います。
(写真はエリートのNTブラケット)
レール周辺の窓周りの状態は、障害物や下地の確認が大切。
メーカーからラインナップされた部品を、使い分けています。
次からは、
取り付け完了した施工事例の紹介です。
この窓は、リビング幅2420×高2020㎜の掃き出し窓。
モール糸をふんだんに使った無地の厚地カーテンと
リネンライクレースを合わせました。
レース2.3倍、厚地カーテン2.1倍ヒダ使いです。
厚地カーテンは、スタジオG(英)HARLEY オリーブ色を採用。
幅広のヨコ使い生地なので、つなぎ目の無いシームレス仕立てで、
カーテンを閉めて眺めると、きれいなウェーブを楽しめます。
モール糸が光で輝き、グレーかかって見えますが、オリーブ色で、
眺める角度によって、色味が違って見える特徴になります。
「これをリビングに置く予定です」と
スマホで見せて頂いたのは、
大きな黒の革ソファとパキスタンラグがありました。
それなら、カーテンを束ねるタッセルは共生地で無く、
革製タッセルを是非加えてみて!と提案させていただいた。
工房仕上げの革タッセルで「瀬戸内デニム」の刻印入り
窓周りにおしゃれなアクセントを加えて、カーテンを引き立てせます。
黒いソファやテレビボードに合わせて、ブラウン色をおススメしました。
紐の長さを調整したのですが、
すごく手に馴染み、
使い込んでも経年変化が魅力になっていくんだなあ、と感じました。
前日にお引越しをされたお客様です。
「カーテンが付くと、部屋らしくなり素敵ですね」と感想を頂きました。
メカ物商品の比率が上がっていますが、
リビング掃き出し窓は、2倍ひだの横引きカーテンでの採用がまだまだ多いです。