ある会社様でのカーテン打ち合わせの話です。
商談がまとまり、現地採寸と細部打ち合わせも兼ての訪問となりました。
採寸を終えて、打ち合わせをさせて頂こうとお声がけしたら、
担当の社長さんは忙しく現地に来れないとの様子でした。
社員さんから社内専用の携帯を渡され、通話で打ち合わせをすることに。
カーテンの表裏やフリル長さを決めるのですが、説明が上手く伝わらなかった時でも、
ウン ウンと返事を頂けるので、
オヤ?と思っていたら
天井隅にある室内カメラでも見ていますよ!
というのです。
そうと分かると、
カメラに映るようにサンプル生地をかざして、メジャーを生地に充てたりしながら、
カメラに向かい説明していきました。
2.3分の打ち合わせとなりましたが、
ITツール活用に長けた社長で、スムーズに確認と決定が出来たように思います。
色や風合いを確認する打ち合わせならいざ知らず、
それ以外の打ち合わせなら、
遠隔でも大丈夫だと実感した出来事でした。
昨今、オンライン商談をする販売店も出て来てる事から
お客様⇒店内⇒現場
ITツールを活用して、打ち合わせがもっと便利になっていく流れになるはずです。
まだ当店ではオンライン商談の対応を整えていませんが、打ち合わせ方法を試していきたいと思います。
対面の良さとオンラインの便利さを見極めながらですが。
施工事例の紹介
以前カーテン吊り替えをしたお客様が、
カーテンと同生地でソファーカバーとクッションカバーを作りました。
それらをセッティングしましたら、お部屋全体がまとまりました。
ソファーカバーは、風呂敷状(長方形)でソファーが被る大きさに仕立てたものです。
カバーは風呂敷状(長方形)の仕立てなら、縫製は簡単ですが、ソファーの形に合わせた立体型は一気に高額になります。
形に合わせた立体縫製は、採寸・型紙・縫製のどれをとっても、コツと時間を要します。
当店では立体型のソファーの製作は、既存カバーがある場合のみの受付となります。
ソファーがファブリック張りだったなので、しっかりフィットしてくれました。
クッションカバーは、フレーム5㎝付きタイプで仕立てています。
ちょっとした工夫をこしらえて、プラスワンの見栄えとなりました。
カーテンと同生地なので、空間に繋がりを生みます。
部屋全体がまとまり、統一感もできました。