吹き抜けのある家は、開放感と明るさを得られる事で、人気が高いです。
空間が広いということで、ゆとりや居心地の良さにつながります。
吹き抜けは、空調調節が不得手
しかし日本の夏冬の気温差に対応した空調調節が、吹き抜けは不得手となる場合があります。
空調する空間が大きいからです。
「冬の寒さが半端ない」「冷気がスースする」
「全然暖まらない」そんなお悩みを多くいただきます。
吹き抜けを塞ぎ、空調する空間を減らす事で、かなりの効果が期待できます。
対策品としてを「天幕カーテン」をオススメしていて、
当店の「天幕カーテン」はスムーズな開閉操作と美観も大切にしています。
「冬の間は、吹き抜け付近を避けています」
住まわれて5年経つお客様から、毎冬の寒さがすごく気になり、どうにかしたい!とお依頼を受けました。
「冬の間は、吹き抜け付近から避けています」とおっしゃっていました。
今回は「天幕カーテン」紐引き操作で対策させて頂き、その施工事例のご紹介です。
・2階回廊と繋がる間取り
・240×340cmの吹き抜け
・操作が楽で、子供さんでも出来る
・カーテン生地は圧迫感が無く明るい
・取付の作業の様子
・開閉の模様動画
・2階回廊と繋がる間取り
吹き抜けの大きさ・場所・間取りは、その家によって様々です。
今回のお客様は、居間の場所が吹き抜けとなり、その吹き抜けが2階回廊と繋がる間取りとなっていました。
このケースは、暖気が2階にどんどん逃げて、居間は一向に暖まらない事になります。
逃げた暖気と同じ量の冷気が降りてきてしまう「空気の対流」が効果的に起きてしまう間取りだからです。
・240×340cmの吹き抜け
居間の場所すべてが、吹き抜けとなっているので、開放感があります。
2階の回廊と繋がっていて、高窓からの日差しも差込み明るい空間となっています。
吹き抜け開口は240×340cmと6畳近くの大きなサイズです。
・操作が楽で、子供さんでも出来る
吹き抜け部分すべてを「天幕カーテン」で塞ぐと、かなりの効果が期待できます。
6畳近くの大きなサイズとなりますと、「天幕カーテン」の開閉が楽にできる、紐引きによる操作を提案しています。
非常にスムースで、子供さんでも「楽に・安全」に操作が可能なのでオススメです。
・カーテン生地は圧迫感が無く明るい
吹き抜けは、開放感と明るさが利点であり特長と前述しました。
「天幕カーテン」で塞ぐと、その利点は失われがちですが、できるだけ開放感と明るさを確保したの生地が現在発売されています。
「採光拡散レース」といって、遮像(見えにくい)性がありながら、光が当たると光を採り入れながら拡散させる(明るい)生地です。
薄く緻密に織り上げているので、風の通りも少なく、空気の流れを遮ります。軽量感があるので圧迫感を感じません。
特殊な糸を用いて織りと編み組織を工夫した生地となります。
・取付の作業の様子
「天幕カーテン」の紐引き操作の取付は、熟練の職人による作業となります。
高所における紐引きレールの組立は、経験を重ねて得るコツが必要となるからです。
紐が絡みやねじれなく張れるかがポイントとなります。
紐を適量に裁断してレール内に通す作業をしています。
ここで、紐が絡みやねじれなく通しておくかがコツとなります。
3方(両側レールと渡り部分)のレール内にコードがねじれ無く張らなければ、スムーズに開閉出来ません。
レールを取付けて試すのですが、2回ほどセットを繰り返してします。
天幕カーテンをポールに通して、レールに付ける作業をしていきます。
幅ギリギリにポールのセットを試みています。できるだけ隙間を生じたくないからです。
紐を張るために、テンションプーリーという部品を床面に取り付ける作業をします。
紐は常に張った状態に保たなければ、絡まってしまうため、テンションプリーで引っ張っておく必要があります。
そのため床にこの部品を取り付けます。
試しの開閉操作をしています。
操作は、2本の紐を上下にスライドさせれば、楽に開閉できます。
非常にスムーズで、子供さんでも楽で安全にできます。
微調整をしました。
完成となります。
2階から見た「天幕カーテン」を閉じた状態です。
・開閉の模様動画
動画を用意しました。
「天幕カーテン」がスムーズに開閉する模様、閉じてもお部屋の明るさが変わらない様子をご覧いただけます。