夜のウォーキングに防寒ブルゾンの出番がやってきました。
リターン付きカーテンの紹介
さて、冬に窓際に居ると窓からは熱が逃げてしまい、又はすきま風が入ってスースーするという事はないでしょうか。
窓は壁より外気が直接あたり、熱・風の流出入が多いところだからです。
そこでカーテンを上手に活用した、「リターン付きカーテン」を紹介します。
「リターン付きカーテン」は、サイドを長く(10cm程)作り、カーテンを壁側まで覆うように掛ける縫製仕様です。
これによって、暖房熱を逃がさない、冷気を入れない事につながります。
効果は?
窓から逃げる熱量が、5%改善されたというデータもメーカーから出ています。
下の画像は、
窓側のレールのキャップに金具を追加したところ。
リターン金具といって、こににカーテンフックを掛けます。
施工事例を紹介
築40年の家のカーテンとレールの吊り替えに行ってきました。
40年前のサッシは、断熱性が今ほど無く、窓際が寒く、冷気が入ってスースーしていました。
リターン付きカーテンで両サイドを覆い、寒さ対策を講じる事が出来ました。
他の効果も期待できる
さらに、窓サイドからの光漏れを防ぎ、また外からの視線も遮ります。
カーテン閉じても、窓サイドから入ってくる微妙な光。
正面は遮っていても、斜めから視線。これらの対策にもなります。
窓を斜めから見た時に、レースや窓枠などの裏方が隠くれ、美観的効果もあります。
レール上部を塞ぐと、さらに効果アップが期待できます。
「カバートップ」を紹介
カーテンレール上部も塞ぐと、さらに冷気の侵入や光漏れをふせぐことになります。
窓から逃げる熱量が、12%改善され、リターン付きと併用で、19%の改善するデータもあります。
このカバートップは、5年ほど前から提案や販売をしていますが、
簡単にできる寒さ・光漏れ対策になるのです。
最後に、施工事例の吊り替えのドレープ&レース 掃き出し側を紹介します。
クラシックにまとめたドレープ&レースの組み合わせです。
エレメントリスト
ドレープ:マリーイザベルジャガード 川島セルコン
レース :マクラメ刺繍 アスワン
レール :レガードダブル TOSO