バーチカルブラインドの施工事例紹介
マンション リビングと隣の和室に、バーチカルブラインドのご依頼を頂きました。
今までは、リビングが天井からドレープカーテンとレースの2重吊り。隣の和室は障子窓でした。
リビングと和室との仕切り戸は、常にオープンな状態。
和室の障子を外して、両窓にバーチカルブラインドを付けて、「継がった空間にしよう」との意向です。
ご要望は、窓の雰囲気を「大人っぽい色がいいなぁ」ということでした。
価格と仕様のお話を経て、訪問時にルーバー色を決めることになり、生地サンプルの中から、ベージュピンク色をチョイスして頂きました。
画:バーチカルブラインド取付全景
・色の印象
バーチカルブラインドは、グレーやベージュ系の色目の採用が多い中、
このようなエレガントで落ち着いた色目も素敵です。
ニチベイ・ルーチェ「ダルエキュル」というルーバー色です。
・モアラップスタイル
スタイルは、今回もモアラップを採用頂いています。
ルーバーの枚数が標準より3割程多いので、重なり幅が大きくなり、光漏れ・裏返りが最小限に抑えられるます。
それと、
スラットが増える(生地の分量が増える)ことで、装飾的余裕を感じられ、印象が良くなります。
これは、カタログや同業者ブログでも説明されて無い、メリットのように思います。
窓が大きいほど、その装飾的効果を感じます。
・施工で配慮した点
両窓の取付方法が違いまして、和室→正面付け、リビング→天付けです。
天付けレールの出幅を、正面付けに揃えることで、スラットの前後の吊り位置が揃うようにしました。
画:和室のレール出幅とリビングの出幅を揃えて取り付け
そうすることで、前後の段差がなくなり、少しでも両窓が繋がるように見える為です。
画:和室のレール出幅とリビングの出幅を揃えて取り付け
両窓のレールを隙間なく取り付けたいところですが、仕切り戸を締めた時の事を考えて、仕切り戸2枚が通るスペースは空けています。
ルーバーを吊り完了してみると、両窓の間に隙間が生じて見えています。
もし気になるようでしたら、
仕切り戸が完全に締まらなくなりますが、レールを右にスライドさせ隙間を無くす事は可能です。
スペース分の幅の余裕を持って製作していますので。
「今まで(カーテンとレース)より窓が高く見える」
「この色にして正解だった」
「なんか豪華になった」
と印象をおっしゃって頂きました。
バーチカルブラインドは、タテのラインが強調されるから窓が高く感じられ、
採用の色は、エレガントで落ち着いた雰囲気がイメージと合ったのが良かったなぁ・・
モアラップはルーバーの枚数が多いので、余裕を感じ、お客様は何かしら印象を良く思うのでは!
帰りの車中で、スタッフと今回の提案・取付の感想を語りながら帰ってきました。