ウィリアム・モリスに造詣が深いインテリアプランナーである津田晴美さんのセミナーに参加してきました。
講師が昨年訪問したケルムスコットマナー(モリスが44才に転居した館)の事に関しての話しが中心。
ウィリアム・モリスが仕事のプレッシャーと騒がしいロンドンの生活から逃れるために借りたファームハウス。それがケルムスコットマナー
オールドイングランドの面影を残す館が今も点在するコッツウォルズ、テムズ川支流にあり、ライムストーンで組まれたエリザベス朝のかわいい屋根裏部屋のある3階建ての館。
そこでの生活で触れる庭の草木や木々はそのままカーテンや壁紙のデザインの元になり、すばらしい作品が生まれた。
モリスが惹かれた枝の揺らぎ川のせせらぎ風のなびきは 自然界もパターンの繰り返しではの発想が芽生えあの魅力あるデザインが生まれた。
講話を聴き(マナーの室内をスライドで見ることができた)
館の窓から見る外の風景 寝室のベットから眺める室内と外との眺めなどの説明で、こころ安らぐ時間のながれがモリスの創作意欲を掻きたてたのかなと、感じてしまいました。
セミナーを終了してからもう一度モリスのカーテンや壁紙をみてみると、
モリスの美しさに対する想いを感じとってしまい魅力の再発見してしまいました。