２年前にカーテンを購入頂いたお客様から、サイズ直しのご相談を受けました。
引越しに伴い、窓サイズが変わりカーテンのサイズが合わなくなったご様子です。
カーテンの幅足しと丈カットの直し
さっそくオーダー履歴の参照と、新しいお家の窓サイズをお聞きしてみると、幅２０４０×丈１８８０を幅２８００×丈１８６０に変更。
幅を長くと丈を短くするサイズ直しとなります。
お持ち頂いたカーテンを拝見すると、
大切に使って頂いたのとまだ２年使用のカーテンで新しい。
そして幅足し用の生地が、継続生地で注文可能とわかりました。
カーテンのサイズ直しは、
丈を短くする直しは割合簡単で、逆に長くしたり幅のサイズ直しは手間と料金が掛かってきます。
今回は、リフォームが可能で、して頂く方がメリットも多く、受けさせて頂きました。
新規で作るより安く出来て、遜色ない仕上がりになると思ったからです。
下の画像、矢印より左側が、新しく生地を足した部分。
既存生地とほとんど差が無く仕上がりました。全体的にも新品と遜色ありませんでした。
こうしてリフォーム後のカーテンを紹介していますが、これは私どもより縫製加工所さんの力添えがあってのことでもあります。
リフォームは、生地状態の判断や縫製技術を新規より要します。
幅足しと丈カットの直しを終え、仕上がったカーテンを吊りました。
さて、今回も残布が発生しましたので、お客さにお渡しさせて頂きていました。
お客様とその利用方法で、盛り上がりました。
「小窓のカーテンか背当てクッションにも利用できますよ」
「テーブルライナー（テーブル中央に置く細長のクロス）やランチョンマットの製作もこのサイズならできるかな」
カーテンと同生地で小物がお部屋に揃うと、楽しくなってくるものです。
Y様、楽しくチャレンジしてみてください！
