今回は、ダブルシェードの修理事例をご紹介します。
ご依頼いただいたのは、名古屋市緑区のお客様。
4年半前(令和2年11月)に寝室へ納品した、幅2500mm×高さ1700mmのダブルシェードです。
▶︎納品当時の施工事例はこちら
ダブルシェード(プレーン遮光裏地付+シャープ遮熱レース)
「昨日から生地が上がらなくなった」とご連絡をいただき、当日中に訪問対応しました。
現地確認したところ、前幕(ドレープ側)の操作チェーンが空回りし、生地が昇降しない状態でした。
使用しているメカは、トーソー製 クリエイティドラムツイン(ワンチェーンタイプ)です。
不具合箇所の特定のため、まず操作チェーンと接続しているプーリーセットを開けて内部を点検しました。
点検の結果、**内部ギアの破損(歯欠け)**が確認されました。
この部品不良が、操作チェーンが空回りして生地が上がらない原因と判断しました。
部品交換のため、メーカーから新しいプーリーセットを取り寄せ、後日交換作業を行いました。
作業は一度シェード本体を取り外し、慎重にシャフトを抜き差しして進めます。
作業時間は約10分程度で完了しました。
金曜日の朝にご連絡をいただき、月曜日の朝には修理完了。
今回は4年半前の納品で正常な使われ方による不具合のため無償対応とさせていただきました。
「早く対応してもらえて助かりました。暗いままだったのでありがとう!」
とお言葉をいただきました。
改めてトーソーさんに確認したところ、今事例のように幕体が重い場合は、生地を下ろす際に途中で止めるチェーン操作はやめた方が良いとの事でした。
操作方法についても改めてご説明いたしました。
当店では、納品後のアフターサポートも迅速に対応しています。