夏の暑さを軽減!吹き抜けに天幕カーテンバトン式を設置した事例紹介

今回は、リビングの吹き抜けに天幕カーテンを設置した施工事例をご紹介します。

ご相談いただいたお住まいでは、幅2600mm×奥行2600mmの吹き抜け空間があり、さらに高窓が3箇所設けられていました。
その高窓から強い日差しが差し込み、夏場にはエアコンが常にフル稼働する状態とのことでした。

天幕カーテンバトン式

採用したのは「天幕カーテン バトン式」
天幕カーテンバトン式
バトン式は、先端にフックのついたバトン棒を用いて開閉操作を行う、操作性とコストバランスに優れた方式。

 

設置位置には照明があったため、その下部にカーテンを設置し、照明との干渉を避ける取付としました。

吹き抜け特有の制限に対応した調整

天幕カーテンを取り付けるスペース(高さ)は約23cmほどでした。
そのスペース内で、カーテンをたたんだ際の垂れ下がりが天井面より下がらないように、バーの構成とウェーブ幅を調整しました。

 

具体的には、通常よりもバーの本数を1本増やし、ウェーブの間隔を詰めることで垂れの長さを短縮しています。

天幕カーテンバトン式

採用生地とメンテナンス性

使用した生地は採光拡散レース。
やわらかく日差しを和らげつつ、室内にやさしい自然光を取り込む機能性素材です。

天幕カーテンバトン式

また、天幕カーテンは高所設置のため、取り外して洗濯するのが難しいという点を考慮し、**防汚加工(汚れ付き防止加工)**も施しています。
これにより、長期間にわたって清潔にご使用いただけます。

天幕カーテンバトン式

 

効果とお客様の声

設置後は、高窓からの日差しが和らぎ、吹き抜け空間にこもる熱気の軽減と空調効率の向上が期待できます。
「これからエアコンがウーンウーンと頑張らなくても良くなるかも」とお声をいただきました。

吹き抜けは「冬の寒さ」が話題になりがちですが、夏の暑さも多くのご家庭でお悩みのポイントです。
天幕カーテンを設置することで、夏・冬両方の快適性向上に貢献できます。

天幕カーテンバトン式

おわりに
当店では、吹き抜け空間や高所の特殊窓に対応した各種カーテン・スクリーンのご提案・施工を行っております。
設置条件やインテリアに合わせて、オリジナル設計や素材選定まで細かく対応可能です。