今回ご紹介するのは、間仕切りカーテンの施工事例です。
新築住宅のキッチンとパントリー、寝室とクローゼットの間仕切りに、それぞれレースカーテンを取り付けました。
キッチンとパントリーの間仕切り
ご要望と選定生地
キッチンとパントリーの間仕切りには、「モダンな雰囲気で、多少透け感があっても良い」というご要望をいただきました。
そのため、黒のメッシュタイプのレースカーテン(川島セルコン製 FT7534)を採用しました。
特徴的な仕立て
2重仕立て:1枚では透け感が強いため、同じ生地を2枚重ねて使用。
無双縫製:裏表が出ないよう工夫。
裾は2枚が分かれており、ショートヘム仕上げ(2.5cm)。
耳は、ジョイントのミシンを入れてから裏返して、裏表が出ないような仕立てです。
吊元:ヒダを取らず、フラット仕様。各カーテンを別々の金属フックで吊り、ランナー1個に2枚分のフックを掛けて取り付けました。
カーテンアクセサリー
タッセル:ロープ型ブラック(マテックス製「グレイス7」)。
モダンな黒のメッシュカーテンと調和するデザインです。
カーテンストッパー:吊元芯地の反発でカーテンが閉じてしまわないよう、カーテンストッパーを設置しました。
寝室とクローゼットの間仕切り
ご要望と選定生地
寝室とクローゼットの間仕切りは、「ふわっとしたボリューム感が欲しい」というご要望でした。
そこで、薄手で適度なツヤ感のあるレースカーテン(フジエテキスタイル製 FA1830ハウNW)を採用しました。
特徴的な仕立て
3倍ヒダ仕立て:ギャザーヒダを採用し、生地を贅沢に使うことで、ふんわりとしたボリューム感を実現しました。
裾仕上げ:ウエイト巻きロックで軽やかさを演出。
カーテンアクセサリー
タッセル:ロープ型ホワイト(マテックス製「グレイス1」)。
軽やかな白いレースと調和し、清潔感のある仕上がりになっています。