スマートドレープシェードを幅505㎝窓に取り付け

今回ご紹介するのは、スマートドレープシェードの施工事例です。

 

マンションの幅505cm×高さ220cmの大きなボックス付き窓に取り付けました。

スマートドレープシェードは、レースと不透明の構成になった生地が、U字型に連なった独特なデザインが特徴です。

スマートドレープシェード
 

スマートドレープシェードは、一般的なカーテンの二重吊りやバーチカルブラインドよりも奥行きがあります。

これにより、部屋の中に立体感を加え、窓辺をよりスタイリッシュに演出します。

特に、広い窓に取り付けると、その連なりが美しいリズムを生み出します。

スマートドレープシェード

 

メーカーのカタログでは、ボックス内にこの製品を取り付ける際、最低でも有効奥行が21cm以上必要とされています。

しかし、今回の施工ではボックス内の有効奥行が20cmしかありませんでした。

通常なら設置が難しいところですが、メーカーの担当者と相談し、店内サンプルを使用してテストした結果、20cmの奥行でも問題なく設置可能との結論に至りました。
そのため、この仕様での受注が実現しました。

 

施工時には、ボックス内の奥行を正確に測定し、シェードの動作に支障がないように注意を払いながら取り付けを行いました。
以下の写真は、シェード生地を1枚試し吊りして、動作確認を行っている様子です。

スマートドレープシェード

 

スマートドレープシェードの最大の特徴は、開放的な視野を確保しつつ、直射光を柔らかくする点です。

これにより、外の景色を楽しみながら、室内のプライバシーを守ることができます。

以下の写真では、シェードが取り付けられた後の窓辺の様子がわかります。

自然光がやさしく差し込み、部屋全体が柔らかな光に包まれています。

スマートドレープシェード
 

この施工では、製品幅505cmの窓に49枚のシェード生地が連なっており、非常に壮観な仕上がりとなっています。
シェードの柔らかな動きが、窓辺に優雅な雰囲気を演出します。

スマートドレープシェード

 

両側にバトンがある仕様にしており、シェードの開閉や角度調節は、このバトン棒を使用して簡単に行えます。

バトン棒を握って引いたり押したりすることでシェードの開閉が可能で、回転させることでシェードの角度調節ができます。
これにより、快適に光を調整でき、部屋の明るさをコントロールできます。


 
 

なお、商品幅が240cmを超える場合は、レールが分割され、現地での連結作業が必要となります。
今回の事例では、レールが3分割で納品され、施工現場で丁寧に連結作業を行いました。
これにより、シェードのスムーズな動作を確保しました。

 

最後に、今春発売されたタチカワ製のエアレについても少し触れておきます。
この新製品は連結仕様がなく、最大幅400cmまで対応しています。
2台口で横並びに取り付けた場合、突き合わせた部分には若干の隙間が生じます(採光時164mm)。

 

この点も考慮して、製品選びの際にはお客様のニーズに合った製品を提案しております。