今回は、天窓スロープカーブ窓に、暑さ対策用の遮熱カーテンを付けた事例紹介です。
キッチン横に天窓スロープカーブ窓があり、夏場の暑さに長年悩まれていました。
窓は、天井からの傾斜ガラスに垂直ガラスがつながり、下部は掃き出し窓があります
考えたのは、一番上部から角型レールでカーテンを吊り、傾斜から垂直になる所にバーを付け、カーテンをくぐらせる方法です。
遮熱カーテンは、耐久性のある遮光2級裏面サテン地のD4435/スミノエを採用。
鏡効果で太陽光を反射して遮熱性を発揮します。
金属蒸着でなくサテンなので、光沢が剥がれる心配はないです。
フックは熱による劣化の少ないスチール製にしています。
レールは、ニューデラック・ステンレス/TOSO製 ステンレスなので錆にくいタイプ。
中間のバーには、ステンレスバー直径19㎜の一本物を付けました。
力を加えてみても、たわみはさほどありません。
横から見るとこんな感じで取り付けました。
カーテン開閉の補助として、Sカンと伸縮バー(~2m)を追加。
ランナーに付いたSカンに伸縮バーを掛け、カーテンの開け閉めを行います。
打合せ時で、カーテンは両開にしようとなったのですが、右側片方に普段は寄せておきたいとなりました。
sフックを左側に付け、カーテンは左から右側に開閉する様にしています。
中間バーにくぐらせているところはカーテンが開閉しにくいので、伸縮バーを使い開閉の補助をするようにします。
角型レールでなく、リング入りのバーでカーテンを吊る方法も考えましたが、天井と生地の隙間が生じ外光が差し込む可能性があると思い、却下しています。
「今夏は、もう暑さを我慢しなくていいわ!」と感想を頂きました。