今回は、吹き抜けに天幕カーテン・バトン式の取付の紹介です。
長年、リビングの寒さ暑さに悩まれていたお客様に、天幕カーテンを付け対策をしました。
吹き抜けの大きさは、4.5帖(2560㎜×2560㎜)のサイズ。
高窓もあり、さらに2階廊下と繋がる風通し良い間取りでした。
天幕カーテンで吹き抜けを塞ぐことで、暖気冷気が逃げるのを防ぎ、リビングの冷暖房効果が格段に上がります。
過去の多くの事例で「暖かくなった」と感想のお声を頂いています。
今事例は天井高3000㎜もあり、そこから吹き抜けています。
天幕カーテンの取付位置が3300㎜となり、7尺と6尺脚立を使い作業を行いました。
もっと取付位置が高くなった場合は、伸びる脚立リトルジャイアント1.6~2.7mを使い、長いレールを取付する場合は、足場板を掛け対応します。
下地の位置は、磁石とピラーズキャッチ(針が出る器具)で横方向と縦方向を探していきます。
吹き抜けは、縦方向には大概あります。
高さの墨出しには、伸縮スケールを使うようにしています。
取付の勘所は、天幕カーテンをレールに入れる作業です。
壁マイナス1㎝で横断バーを作っているので、2人の息を合わせなければランナーが入りません。
事例を重ね、コツを押さえているので今回も順調に終えました。
問題なく終えるとここで一安心となります。
ちなみに、天幕に横断バーやランナーのセットは事前に行っておきます。
今回は、防汚性能「エコキメラユニ」の追加注文も頂いています。
事前に溶剤の塗布作業を、自店内にて行っています。
完了後の操作説明をさせて頂いたら、
「(寄せた時の納まり)思っていたよりそんなに出っ張ってない!」「存在感が無くてイイ」
「明るく圧迫感がない」と感想を頂きました。
あと良く頂く感想で、「部屋が豪華になった」とあります。
お部屋の天井にウェーブが生まれるので、天蓋を思わせるのかもしれません。
取付所要時間、2時間(3人)でした。
この度は、遠方よりご用命頂きありがとうございました。