今回は、3D調光ロールスクリーンFUGA遮光タイプの暗さについて、事例を通じて紹介します。
今まではカーテンとレースの2重吊りでしたが、すっきりした窓周りのご要望から、FUGAを枠内付で吊り替えて頂きました。
来店時に、操作体験や生地を見て頂き概算を提示、ご了承の後に、現地採寸打合せをしています。
設置場所は、築15年位のリビングダイニング窓
幅2560×高2000㎜ 幅600×高900㎜×3窓で、お家は西角に建つ立地です。
サンプルを実際の窓に試着して、雰囲気や透け感や遮蔽具合を確かめて頂きました。
日差しが気になるとの事で、採光タイプでは明るさを和らげるには頼りなく、遮光タイプのアイボリー色で採用に至りました。
遮光タイプ生地の遮光等級は1級。
遮光1級と聞くと、部屋が凄く暗くなると思われるかもしれませんが、
カーテンでもいえる事ですが、計測データで言う遮光1級はそんなに暗く感じません。
カーテンの多くの遮光1級生地というのは、生地全体から外光が薄明るく見えるくらいの程度です。
調光ロールスクリーンは構造上、どうしてもスラット間に隙間が生じてしまいますので、さらに明るく感じます。
スラットの閉まりの良さには定評があるFUGAで、こんな感じです。
同じ調光ロールスクリーンのタチカワ「ルミエ」では、スラットの閉まり具合はFUGAよりかなり甘いです。
下写真は、名古屋ショールーム展示の「ルミエ」採光タイプ。
ショールームの方も、スラットの閉まり具合の甘さは認識していて、特に遮光の光漏れは目立ちます!とネガティブ情報を説明しています。
ここから取付完了後のお部屋の様子の紹介。
撮影:2024年3月6日11:00
天気:曇り
照明:点灯状態
西側小窓
南側掃き出し窓
照明を消してみました。
外光は感じられ、お部屋は薄明るい状態。
本が辛うじて読める明るさでした。
日差しを和らげる遮蔽は、得られていると思います。
スラットを開け(水平)てみました。
透け感と明るさはしっかりあります。
まとめ
調光ロールスクリーンの遮光タイプを設置してみたら
・お部屋の暗さは、期待出来ない
・お部屋は、辛うじて本が読める明るさ
・日差しを和らげる事は出来る
お家の立地や窓の状態で違ってきますが、ご参考になさって下さい。