今回は、オーダーカーペットの置き敷き事例のご紹介です。
キッチンの空いたスペース(流し前と既存絨毯の間)に、オーダーカーペットで置き敷きのご要望を頂きました。
冷蔵庫の出っ張りもあります。
商品選定と概算費用の了承の後、採寸へと進みました。
尺角サンプルも持参して伺うようにしています。
敷き込む周辺を確認すると、隣接する食品庫がありました。
折戸の建具が敷き込む側へ畳まれます。
カーペットの厚みで、建具と干渉して戸が開かない事も出てきます。
床との隙間を測り、尺角サンプルを置き、干渉具合を確かめます。
隙間が11㎜程で、決めていた商品では開閉に支障が出る事が分かりました。
もう少し薄い商品で試してみたら、支障なく開閉が出来ました。
急遽こちらへ変更となりました。
採用商品
ニューアスノーブル/アスワン製 毛100%(新毛)カットタイプ パイル7㎜ 全厚9㎜
敷き込み後、折戸を開閉してみましたら支障なく開閉が出来ました。
採寸通り、冷蔵庫の出っ張りと全体はきれいに納まりました。
カットパイルは毛足の目方向があります。
動線を考え、流し側に向く方向に毛足の目を指定して作りました。
オーダーカーペットでは指定する事が出来ます。
ウールカーペットの特徴として、遊び毛が一定量出ます。
最初の内は遊び毛が多く出ると思われますので、こまめに掃除機を掛けてください。
掃除機を掛けると、汚れと一緒に遊び毛も吸われ、カーペット全体がスカッときれいになります。
床商品として評価の高いウールカーペット。
フローリングには無い優れた特長を満載しています。
「フローリングの雑巾がけと一緒に、掃除機かけ張り切ってやります!」
絨毯も多く所有され、カーペットへの認識も高いお客様。
「オーダーはイイね。なんか部屋が広く感じる」たいへん喜んで下さいました。