今回ご紹介するのは、ハニカムスクリーン・ツイン・コードレスの事例です。
マンションリビング窓(幅3280×高2000)にハニカムスクリーンを取り付けました。
窓まわりをすっきりと設えたい傾向から、スクリーンのご要望が増えています。
今事例は、カーテンボックス内のレールを外して、ボックス幅の2分割で製作。
レースと遮光の2枚搭載したツインで、レースを下部に配置しています。
ほとんどレースの状態で過ごす予定!との事でした。
遮光生地を上部に配置すると、使わない時にボックス近くに隠れて、存在を感じなくするためにもなります。
打合せでは、操作をループコード式の予定でしたが、ノーマン製の場合、下部のレース単独で上げる動きは出来ない為、コードレス式に変更しています。
コードレス式はレース・遮光とも、上下の動きがフレキシブルにできます。
コードレス式にもデメリットがあります。
掃き出し窓のケースでは、一番下までスクリーンを下げる時は屈む姿勢が必要な事と、下げる時に少々重さを感じる事があります。
メリットは、安全であるだけでなく、上げ下げ操作が手で直感的にできる事です。
これからの季節、日が部屋奥まで入り込みます。
ハニカム構造の効果で、レースカーテンより柔らかな採光具合が楽しめます。
上部の遮光生地の調整(下げる)で、強い日差しや明るさの加減を行えます。
夕日でテレビが見えづらくなった時に活躍できそうです。
夜間のプライバシー保護や断熱効果アップが期待できます。
セル幅:45㎜シングル
生地:上部遮光/タマリンド+下部レース/クラウドホワイト
打合せでは、サッシ枠の割り付けに従う2対1(幅2180・幅1090)でしたが、現地打ち合わせでバランス的美しさを優先した2分割を採用しました。
「こちらで良かった!」と喜んで頂きました。