今回は、カフェカーテンの事例を紹介します。
カフェカーテンは、窓の一部に掛ける短い丈のカーテンスタイルの事で、
開閉は行わず吊り下げた状態を楽しみます。
カフェの窓に多用されてきたためこう呼ばれています。
キッチン窓に採用した今事例は、装飾性に重点を置いたものです。
カーテンの裾をアーチ状にして、裾と吊元にマクラメを付けています。
同じものを2枚作りカフェポールに通し吊るしています。
カーテンをめくらずに窓の開け閉め(クレセント錠の操作)がしたい要望を受け、
2枚の間からさっと手が入るように考えました。
続いて、玄関ドア小窓の事例を紹介させて頂きます。
西日対策として、何か付けてほしいご要望を受け、下写真のレースを付けました。
床屋さんのドアによく付けられていたので、バーバースタイルと私は勝手に名付けています。
ボイルレースに上下をカフェポール通して、ピンと張るスタイルです。
仕立て幅150㎝を幅60㎝に絞ってヒダを付けています。簡単にできるスタイルです。
玄関ドアにビスや両面テープは付けたくないご要望です。
ブラケットにマグネットを付けてドアに固定する方法を考えました。
ブラケットに、ホームセンターで買ってきた直径20㎜の丸フェライト磁石を、ナット締めとビス付の方法で付けました。
磁石の吸着具合を事前に店のドアで試したところ、水平方向(上下)の吸着力は意外と無いと分り、写真のように磁石を2個付にしました。
ちなみに、購入した磁石は1個の吸着力は垂直方向2㎏となっています。水平方向は半分もないのでないでしょうか。
実際付けてみたところ、ドアの開け閉めしても落ちる事は無いレベルまで、しっかりと吸着しましたので、一安心でした。