今回ご紹介するのは、新築リビングにFUGAを設置した事例を通して、窓枠付の腰高窓やボックス掃き出し窓における、製品丈(H)の注意点について書きます。
スクリーンが立体になって調光するFUGAは、スクリーンの最下位置から調光するとボトムレールが上昇する商品です。
他メーカーの調光ロールスクリー商品(ニチベイ・ハナリ/トソー・ラクーシュ/ノーマン・パーフェクトシェアシェード/ハンターダグラス・シルエットシェード)でも同じ事が起こります。
スラットを水平(調光)した時、FUGAは最下位置よりボトムレールが15㎜~25㎜上昇します
※ACは25㎜他生地は15㎜です。
そして実際の製品丈(H)は、窓枠や床に当たらない様にするため、5㎜ほど短く作ります。
スラットを水平(調光)した時は、窓枠とボトムレールの間に約30㎜の隙間が生じる事になります。
※今事例のACの場合
特に、今事例のような窓枠付の腰高窓の場合、目線に近くこの隙間が、気になるかもしれません。
掃き出し窓は、目線が下に向きあまり気にならないのかもしれません。
お客様には採寸・打合せ時に説明しています。
今事例では、お客様は全然気にならないよとの事でした。
スクリーンを下げ最下位置で、ボトムレールは窓枠に当たらず、隙間5㎜に正確に納まりました。
採寸時の測定を、デジタルレーザーメジャーを使い正確に行っています。
窓枠付の腰高窓への設置は、スラットを水平(調光)にした時に生じる隙間の説明と正確な測定を行っています。
急な上げ下げや通風時の、ボトムレールと窓枠やサッシ枠と干渉に、ボトムレールの下部と側面に緩衝材が付いた対策品です。
衝撃吸収と音の軽減に役立ちます。
採用生地は、AC採光・GREGE。
人気カラーとなります。
ACはスラットサイズが従来コレクションより60㎜ピッチと大きくなりました。
掃き出し窓にはおススメのスラットサイズです。
バランスが整い、高級感ある窓周りの演出となったではないでしょうか。