今回ご紹介するのは、リビングのレースとレールの取り替え事例です。
18年前(2004年12月)に納めたお客様から、レースの劣化とレールの塗料剥がれが気になる事でご用命下さいました。
当時の事例写真とブログ記事
現調すると、カーテンレール(ヨコタ製ユーロアイアン・シルバー)のリングランナーの塗装が剥がれていました。
カーテンの開閉(18年間)で、お互いが干渉しあった劣化と思います。
見栄えと滑りも気になる事で、取替となりました。
装飾レールルブラン22はヴィンテージ感
採用レールはルブラン22・トーソー製。
今までと同じ、ポール&リングランナータイプの装飾レールがご希望でした。
展示サンプルの中から、ブラケットがクラフト感のあるハンマー仕上げがイイねとなりました。
リングランナー(樹脂製)もハンマートーン風の仕上げが施されています。
レールもお部屋の印象に影響を与え大切です。
装飾的な存在感が増して、カーテン・レースや調度品との調和もとれました。
「滑りも軽くなった」と好評でした。
遮熱masa加工レースは最新テクノロジー
採用のレースは、地元愛知蒲郡のメーカー積水ナノテクノロジー製のコカゲ。
草花が茂ったデザインをオパールで表現。
透け感がありながら遮熱性能を始め様々な機能を併せ持った、魅力的なレースとなります。
生地裏に金属(ステンレス)の超薄膜を形成させる加工を施し、ミラー効果で遮熱性能を生みます。
この加工は、真空状態の装置内で、生地裏に金属分子を飛ばして蒸着させる技術で作られます。
超薄の金属膜コーティングすることで、生地の風合いや通気性を変えずに機能を付ける事が最大の特長。
遮熱・プライバシー保護・UVカット・防炎
金属膜コーティングによるミラー(鏡)効果が、日差しや視線をしっかりカットします。
ベースとなる生地は非常に透け感のあるタイプ。光も風も心地よく通します。
部屋の中と外との繋がりが生まれ、明るさと開放感を楽しめます。
「明るく雰囲気も変わりました」と感想を頂きました。
遮熱masa加工レース(積水ナノテクノロジー製)は、遮熱性能と透け感(意匠性)を併せ持つ魅力的なレースです。
店内にハンガーサンプルを6柄19アイテム展示中です。