今回ご紹介するのは、事務所廊下にバーチカルブラインドを取付した事例です。
今事例は、今まで使用の横型アルミブラインド(17年使用)の昇降不具合に伴い、吊り替えのご要望で伺いました。
設置窓の状態は、窓の右側を少し開け、風通しをされる使われ方と、真西向き窓で西日に晒され、併設の工場からのホコリも入る環境です。
ご要望として、はたらく場でありながら美しさとタフさを併せ持つ商品はないか、と頂きました。
オフィス・店舗用ニチベイ「ソーラーV・バーチカルブラインド」をご提案、採用頂きました。
この商品の特徴と採用生地の解説をします。
オフィス・店舗は、機能面においてホームユースと違ってタフさを要求されます。
その要求に応えるべく、採用のバーチカルブラインド・ソーラーVは、構造がホームユースタイプ違います。
特にルーバーの開閉方法がスクリュー型のシャフトで担う仕組みになっているところです。
シャフトの回転に沿ってキャリア(ランナー)が横にスライドしていく動きとなります。
先頭キャリアをコードやバトン棒で引っ張るのではありません。
シンプル且つ堅固な仕組みとなり、タフな使い方に耐えれる仕様です。
そしてコードや樹脂部の消耗品が少ないので、不具合も少なくなります。
操作コードは、シャフトを回すためだけに使われる、丈夫なエンドレスループ。
ルーバーの開閉用と回転用の2本分かれています。それぞれに制御する部品に掛かる負荷も少ないです。
今事例のように不特定多数の人が操作する窓に適してると言えます。
操作説明動画(ニチベイ製ソーラーV・ツーループコード式)
デメリットとしては、開閉速度が遅い、開閉時に機械音が発生するなどのがあります。
遮光木目柄・水拭き可能
この窓は玄関の近にある窓で、美しさも重要視されます。
またルーバーに付く汚れが気になる様子でしたので、水拭きによるお手入れが可能なタイプを提案。
木目プリント柄でデザイン性にもこだわった生地を採用しました。
他の機能性として、遮光性もあります。生地からはほとんど光を通しません。
バーチカルブラインドの構造上、ルーバー通しの隙間は生じますので暗くはなりませんが。
直射はしっかりカット出来ていると思います。午後からの西日対策は講じていると思います。
生地は、ガラス繊維にPVCを両面ラミネートされているタイプなので、堅牢性は他の生地よりあります。
ヘタリやヨレも少ないでしょう。
美しさとタフさを併せ持つ商品、「バーチカルブラインド・ソーラーV」木目プリント柄の事例紹介でした。