今回ご紹介するのは、戸建て新築LDに納めたウッドブラインドとカーテンの組み合わせ事例です。
無垢木材がふんだんに使われたLDの内装。
断熱・気密の行き届いた、真冬でも家中暖かなお家でした。
LDの腰窓と掃き出し窓を含む、家中の窓周りのご相談を頂きました。
素材へのこだわりをお持ちのお客様。
メーカー(ノーマン社やナニック社)発信の商品情報やYouTube、当店事例をご覧になり、遠方よりご来店下さいました。
ノーマン製桐ウッドブラインド
スラットの軽さ(桐材)とトップクラスの遮光性の実現と、塗装へのこだわりもある、ノーマン製桐ウッドブラインドを採用頂きました。
素材・機能・こだわりの解説
・スラット材
従来のバスウッド材より重量が約半分の桐材のおかげで、上げ下げ操作が楽になっています。
スラット材の切り出しに柾目カットを採用。
歩留まりの低いぜいたくなカット方法ですが、木目がほぼ一定になため変形・湾曲が低く、乾湿のある日本の気候にも適しています。
柾目カットは、木目が平行に整列するよう裁断された木材。木目の美しさも兼ね備えています。
・遮光性
ノーマン製独自のスマートプライバシー機能(スラットの回転幅と立角度を改善する機構デザイン)を組み合わせることで、
ウッドブラインドの中で格段に高い遮光性を発揮します。
ホワイト系のスラットの場合は、濃色よりスラットに当たる光を反射して反射光が入りやすいため、遮光性が少々落ちる可能性がございます。
下の写真は、2月7日正午・曇りに撮影です。
マットホワイト色ですが、それでも十分な遮光性を発揮しています。
・塗装へのこだわり
ウッド好きな方にはたまらない珠玉42カラーを展開しているノーマン製桐ウッドブラインド
その中でも、ドイツ・オスモ社の自然由来の植物油・ワックス、オスモカラーを採用頂きました。
安全良質な浸透性の塗料なので木の呼吸を活かし、桐の風合いを楽しめます。
木の魅力を大きく引き出すハイエンドカラーの位置づけとなります。
オスモカラーのマットホワイト色は人気色となります。
今事例ようなナチュラルなインテリアにも、似合うカラーではないでしょうか。
・細部の仕様
ボトムレールの断面が台形になっていて、さらにボトムキャップがレール内に納まり、出っ張りが無い形状になっています。
これも遮光性向上に繋がる仕様と言えます。
・ヘッドレール用装飾スラット
ヘッドレールは、本体スラットと同素材の専用スラットを付けて装飾しています。
本体スラットと一体感が感じられ高級感を増したデザインです。
精緻な形状で、取付においてコツを要します。(順を誤ると破損の恐れがあります)
・外観も美しい
家の外から見る窓周りも意外に目立つもの
ウッドブラインドの木質感豊かで整ったヨコデザインが、家の外観とマッチ。
窓辺をさらにグレードアップしています。
ウッドブラインドとカーテンの組み合わせ
モール色使いのカーテン
無垢木材がふんだんに使われた内装に、適度な存在感のある無地調カーテンを合わしました。
無地調の中でも、モール糸を使用した表情豊かなタイプを採用、手持ち感がある生地となります。
カラーはウッドブラインドとも似合うシルバーグレーを採用頂きました。
クラッシュレース
当店人気のクラッシュタイプのレース採用で、無地調ですが生地表情が豊かで、適度な存在感を醸し出します。
ウッドブラインドと色合いが合うカーテンとなり、まとまりが生まれました。
小窓3カ所の事例(ノーマン製桐ウッドブラインド)
玄関・2階個室窓(同サイズ)へも、LDと同商品ノーマン製桐ウッドブラインド・オスモカラーを採用くださいました。
下写真は、玄関小窓
実は、2階個室窓にはサッシの取っ手が窓枠内に有りました。
ブラインドの昇降時の干渉しない様に、考慮して取付ています。
少々部屋側に出っ張ってしまいましたが、採寸時と取り付け後にもご了解を得て下さいました。
2階個室窓
店内に実物サンプルを展示中
カーテンハウスシルクみどり店では、
ウッドブラインドは、ノーマン社を含め実物サンプル(8台)と全スラットサンプルを完備しております。
操作感や素材・カラーの検討、詳しい説明(要予約)などをさせて頂いています。