今回ご紹介するのは、開放感ある立地に建てられた、戸建て新築のLD3窓のカーテン。
部屋側に吊る「フロントレース」を採用した事例です。
外からの視線をあまり気にする必要もなく開放感のある恵まれた立地でした。
デザイン性に富み透け感のあるオパールレースを好まれ、レースを部屋側に吊るスタイル「フロントレース」を提案。
夜でもレースの雰囲気を楽しむことが出来るようにしました。
「フロントレース」は、デザイン性と透け感に富み、フワッと軽量感のあるレースが似合います。
ダイニング側のレースは、桜デザインのオパールレースを採用しました。
ダイニング掃き出し窓
着抜オパール技法を使い、桜のデザインに花が薄ピンク色で表現された薄地レース。
更にラメ塗料が追加されラグジュアリー感プラスされています。
サッシ側に吊る厚地カーテンは、シャンタン地ホワイトを提案しています。
レースの桜デザインと色をキレイに見せる、バックカーテンとしての役割です。
適度な艶と風合いのある生地。
カーテンレールはアイアン製・アンティークホワイト
クラスト19+ネクスティダブルを採用
カラーは、エレガントな演出に相性のよいアンティークホワイト色
腰窓はダブルシェードを採用
腰窓近くにピアノを置かれる予定とお聞きしたので、ダブルシェードを提案。
シェードは、カーテンより嵩張らなくスッキリ納まります。
ダブルシェードもレースを部屋側に吊るスタイル「フロントレース」を採用しています。
取付高さを揃える
掃き出し窓と腰高窓の上部位置が同じではなく(3㎝の違い)、違うアイテムを取付にあたり、
生地吊元上部の高さが揃うように取り付けました。
窓がお互い近いので、段差を生じなく揃える事で、違和感無く整います。
縫製仕様の紹介
フロントレースは1.5倍ヒダで、デザインを見せるためヒダ率は少なめ
厚地カーテンは2倍ヒダで、ボリューム感を出して製作。
エレガントな雰囲気に合わせたヒダ率としています。
シェードのフロントレース裾は別生地袋縫い
透け感のあるレース生地のシェードは、裾部分に存在するウェイトバーが透けて見えてしまいます。
ウェイトバーを隠すための縫製として、別生地(今回はバックカーテン)を袋状に挟んで付けました。
リビング窓
リビング側のレースは、フジエテキスタイルのグラスガーデンというオパールレース。
デザイン性に富む人気のオパールレース。
このレースも着抜オパール技法を使い、抜いたデザインに数種のカラーをさらにプリントして仕上げています。
サッシ側に吊る厚地カーテンは、ダイニングと同じシャンタン地ホワイトです。
ダイニングとの繋がりも考慮しています。
窓からは日もしっかり入り込み、明るいリビングとダイニングです。
日を通して見るレースは、適度な透け感からデザインがクッキリ浮かび上がります。
軽やかさが表現され、優しい雰囲気に包まれます。
以上、戸建て新築のLD3窓のカーテンに、
デザイン性と透け感に富むオパールレースを「フロントレース」に採用した事例の紹介でした。