電気代が高くなってきています。
家のエネルギーコストに関心が高まってきて、
断熱の性能に関して勉強されている方も増えてきています。
新築においては、国が従来の断熱基準より上の基準値を示しました。
義務化されていなかった基準(断熱等級4)が2025年から施工され、基準以下の住宅は建てられなくなります。
遅れていた日本住宅の断熱性能が高まっていく事になり、良いことだ思います。
既存の住宅で断熱性能を上げるには、窓周りの改修が一番手が付けやすいと思います。
窓からの熱の流出入が一番多いので、断熱効果も高いようです。
・サッシの性能を上げる
・カーテンやスクリーンの性能を上げる
などの方法が考えられます。
中古マンションを購入された方のLD及び個室窓に、ハニカムスクリーンを全窓設置した事例の紹介です。
断熱に関心があり、サッシ改修も検討されたようですが、ハニカムスクリーン設置で断熱・省エネ効果を図る事になりました。
メカもの商品の中で、一番断熱効果を得られます。
ハニカムスクリーンは、スクリーン断面がハニカム構造(ハチの巣状)になっていて、空気層が作られる事で、熱の出入りを少なくする仕組みです。
今回は、より断熱効果のあるダブルセル(ハニカムが前後に2重)を採用しています。
採用のカラーを紹介します。
優しい光を採り入れながら、昼夜のプライバシーを守る「採光タイプ生地」全40色の中から、
床・壁に馴染み、飽きの来ないクリーミー色を採用いただきました。
LDの4窓には、上部にレースが追加されたツインタイプを採用。
視線のコントロールや明るさの調整がこまめに出来ます。
左側の掃き出し窓は、幅2500㎜×高1940㎜で、最大幅サイズで作っています。
2窓共、操作はループコード式を採用しています。
コードレス式が人気ですが、大きな窓では操作が軽く行えるので、この方式もおススメです。
ボトムレールやミッドレールが、床や窓枠に当たった時の接触音軽減のため、クッション材を全8窓に付けました。
ご要望を受け有料で行いました。
次は個室窓の紹介です。
個室には、「遮光タイプ生地」を採用。
断熱効果と暗さにこだわる事を重視しての採用です。
遮光タイプ生地は、特に夏の西日対策に有効となります。
操作は、ループコードタッチ式。
コードを引くだけでスクリーンが自動で降下します。
遮光生地は、生地からはほとんど光は通しません。
小窓の操作は全て、コードレス操作を採用
使い勝手を加味して、操作方式を変えて取付させて頂きました。
ハニカムスクリーンは、スッキリした意匠性と断熱性能を兼ね備えてメカもの商品です。
豊かなインテリアライフをお楽しみ出来ます。