今回ご紹介するのは、新築戸建て住宅(鉄骨)のLDに、電動ハニカムスクリーンを設置した事例です。
LDには、掃き出し2窓 縦長2窓 腰高2窓の計6窓あります。
周囲からの視線と光のコントロール、シアターシーン対応のご要望がありました。
スッキリした意匠性と断熱性能を兼ね備えた、ハニカムスクリーンを採用、
更に、シアターシーンへの対応にあたり、離れたところからも簡単に操作が出来る電動式を採用頂きました。
電動ハニカムスクリーンは、ノーマン製です。
生地は、光をしっかり遮断しお部屋を暗くする「遮光生地」
壁・床に馴染むタマリンド色を採用
レース生地を追加したツインタイプを、掃き出し2窓と腰高2窓に付けています。
ツインタイプは、こまめな調光と視線コントロールができます。
正面の縦長窓2窓は、
サッシ側に手動の「レース生地」
部屋側に電動の「遮光生地タマリンド色」を取付ました。
当初、縦長窓2窓も電動ツインタイプ予定でしたが、製作可能幅が797㎜以上のため、縦長窓の窓枠内サイズでは製作不可。
窓枠奥行90㎜スペースに前後2台設置します。
網戸との干渉や電源コードが収納できるか等の懸念材料がありましたが、なんとかギリギリ納める事ができました。
電動商品は、電源コンセントの位置と配線をどうするかが大切です。
今回、建築段階からお話しが出来ましたので、電源コンセントの増設と、その位置も指定出来ました。
ノーマン社は、専用アダプターを電源コンセントに差込む仕様になっています。
この専用アダプターが40㎜×70㎜あり目立つのです。
出来るだけ目立たないように、差し込み方を工夫して、
また、露出するコードを配線カバーで隠しました。
コードの長さが標準で1500㎜あり、かなり余ってしまいます。
ヘッドレール裏面に配線カバー(大)を付け、その中にコードを収納して、スッキリさせました。
リモコンに各商品をチャンネル登録すれば、対応して動きます。
⓪→一斉
①②→掃き出し窓
③④→縦長窓
⑤⑥→腰高窓
今回は、以上の番号に割り振りしてあります。
リモコンはRF無線を採用しています。
無線は放射状に放たれるので、
6台のハニカムスクリーンに感度よく受信、すこぶる良い反応をします。
ツイン電動のスクリーンの操作は、シングル電動と違う動きをします。
全開の状態から、リモコンの∨(ダウン)ボタンを押すと、
ミッドレールとボトムレールが下がり始め、一番下まで下がりきるとボトムレールが停止し、ミッドレールが上がり始め窓を完全に遮光するまで動きます。
リモコンの∧(アップ)ボタンを押すと、
ミッドレールが下がり始め、一番下まで下がりきると、ミッドレールとボトムレールが同時に上がり、全開状態まで動きます。
動画も用意しました。ご覧ください。
設置してから数日後、お客様から
「電動すごくイイ! 」
「このくらいの窓数あると、一斉操作はほんとに便利」
「朝忙しい時に助かるよ」
との感想を頂きました。
「もっとPRして行って!」ともおっしゃってくださいました。
今後も電動商品に力を入れていこうと思います。