防災学習センターに訪問、体験コーナーは貴重な存在

今年は早々と梅雨明けとなりましたが、台風上陸がありすっきりしない天気が続いています。

また年々ゲリラ豪雨の頻度が増しているように思います。各地で地震も起こっています。

そんな中、テレビで防災の特集が放映されたのを見て、
一度行こうと思っていた市営の防災学習センターに、訪問してきました。

 

DAIWA大府市防災学習センターで、

消防出張所に併設された、大きく目立つ施設です。

ダイワ防災学習センター

DAIWAという看板付きでしたので尋ねたら、公共施設で見かけるネーミングライツ契約(命名権)の事。

まだ出来て新しい施設のようです。

 

水害と地震を体験できるコーナーがあり、これは大変有意義でした。

冠水した道路で止まってしまったクルマ(水圧体験車)があり、

それに乗車して、ドアを開ける体験ができました。
水圧体験車

マフラーに水が入ると電気系統がダメになり、クルマが止まってしまうらしい。

この位の水位になると、
ドアを開けるのにかなりの力が要ります。

かろうじて開けることは出来ましたが、女性では無理だと思いました。

水圧体験車

施設の方から、万が一の命を守る手段として、緊急脱出用ハンマーを車に常備することをおススメされた。

早速、アマゾンで2個1,000円位だったので、家族分計4個を購入しました。

脱出ハンマー
脱出ハンマー

 

もう一つ地震体験コーナーでは、実際に部屋が激しく揺れる様子を、間近に見ることできました。

震度6との説明でしたが、

家具・調度品が倒れ散乱する様子やその音、照明が消え真っ暗になる体験は、恐怖を覚えるものがありました。

 

下写真は、
➀食器棚に、転倒防止突っ張り棒が無い場合
地震体験コーナー

 

▷をクリックすると動画が流れます。
(音量注意)

➁食器棚に、転倒防止突っ張り棒が有る場合

 

職業柄、ピクチャーレールに吊られた絵はどうなるか注視してしました。

絵は、コードに伝って大きく横揺れをしましたが、落下はありませんでした。

揺れる事によって力を吸収して、落下には至らなかったと思われます。

ピクチャーレール

もし絵が壁付けの場合、揺れを直に受けて、絵は落下してしまうのだろうか?

このケースの実証も見てみたいなぁと強く思いました。

食器棚に転倒防止突っ張り棒が有り無しでは、

突っ張り棒を付けることで、明らかに転倒が防げた結果になりました。

圧死の危険性を減らす効果は大きいようです。

 

施設の方から、

「落下物は凶器になります、特にキッチン近辺は調理器具が凶器になります。その場から逃げる事!」

との教訓を頂きました。

・突っ張り棒の設置は壁側に突っ張る

・床に散乱した落下物での怪我防止用スリッパは必須

・水は、1人3ℓ×3日間以上

が印象に残ったお話でした。

「こういった施設をもっと大いに活用してください。お友達に紹介してください」

帰り際に言われましたので、PRさせて頂きます。

今回訪問した施設は、
DAIWA大府市防災学習センター

 

あなたの自治体にも、防災学習センターがありましたら、一度訪問することをお勧めします。

体験することで災害時の判断力を養うことに繋がります。