ウェディングドレスや七五三のドレス・着物を仕立てるアトリエサロン様からのご依頼。
ウェディングドレスの撮影用バックカーテンを取り付けました。
アトリエのすぐ横にある撮影スペースに設置します。
先ず、生地と色選びの打ち合わせを行いました。
こちらが用意した、ベルベット・サテン・オーガンジーの3種類のサンプルを持ち寄り、
それぞれの生地のテクスチャやカラーがイメージするものになるかを、感じ取っていただきました。
色へのこだわりにお応えするため、多色収録のコレクションを用意しています。
その中で、
ベルベットのテクスチャーと色味を気に入ってくださいました。
クラーク&クラークのプレーンベルベット
101色もの収録点数を誇るコレクションとなります。
採用色は、ラベンダー・セラドン(淡緑色)・タマリンド(淡黄色)の3色、ニュアンスのある色を選んでくださいました。
3色をそれぞれ1幅でプレーンヒダで仕立てました。(ピンと伸ばして幅140㎝)
ウェーブを取ったりフラットにしたり、また横にスライド出来ます。
レールを45㎝間隔で設置して、奥行を感じる空間が作れました。
丈はタッチング(床に擦る)5㎝にしています。
ベルベットのパイル(毛足)が、ボリュームとぬめり感のあるテクスチャーに仕上がっています。
バックカーテンの配置を自由に変えれるので、ドレスやシーンに合わせ、使い分ける事ができます。
バックカーテンの役割は、
被写体を引き立たせる
被写体が映える
世界感の一助
など。
今まで撮影に使用していた演出用レースを加え、
いろんな撮影シーンにフレキシブルに対応したものになります。
今回の事例は、岐阜市のアトリエ花みち様
サロンに上設するアトリエにて、オリジナルデザインで1着ずつ手作業で仕立てられる会社様です。