グリーンバックスクリーンを作りました。
グリーンバックスクリーンとは、
ZOOM会議や動画撮影をするときに、
人物を切り抜いて背景を合成(クロマキー)するために使う、
緑色のスクリーンの事です。
肌の反対色(補色)である緑色は、
顔がきれいに切り取りやすくなるので、
グリーンの生地を使用した、
「グリーンバックスクリーン」は、
薄い生地ならアマゾンで数千円からたくさん出ています。
この度、
先染めジャガードの機屋(はたや)さんから、グリーンバックスクリーン用に開発した生地があると聞きました。
深緑色の先染め生地で、
出回っているものより、圧倒的に高品質であろうと感じて、
試しに生地を仕入れてみました。
生地裏面にはアクリルコーティングが施され、
これにより完全遮光となっています。
日差しの影響で、グリーンの色に変化が起きないため、窓にかけても使えます
また、先染め生地+アクリルコーティングにより、
合成に悪影響を及ぼす「シワ」が、起きにくい利点があります。
裏面のアクリルコーティング側は、きれいな白色なので、
裏返して付ければ、プロジェクタースクリーンとしても使えると、
機屋さんからアナウンスされています。
さらに、防炎性も有した生地なので、万が一の時にも安心です。
これを、タペストリー仕立てで、スクリーンを作ってみました。
TOSO製のタペストリーキット「タペア」を使用しています。
生地の上下にパイプを付け、
吊り元にフックを掛けるハンガーをつけました。
幅145㎝×高200㎝で製作
アクリルコーティングを施した生地なので、
ずっしり重みを感じます。
さっそく、店内に設置してみました。
天井にヒートンフックを付けて、ハンガーを掛けてスクリーンを垂らしました。
生地がパーンと張られました。
そして、
ZOOMの設定機能を使い、背景を合成してみました。
顔と髪の毛の際までキレイに抜き取られ、違和感もなくなっています。
ちなみに下の画像は、
何もスクリーンが無い状態(後ろはカーテン)で、背景を合成したものです。
キレイに切り取られず、カーテンが少々写り込んでしまいした。
今回つくってみて、
生地が高品質なので、出来栄えと使用感も良かったと思います。
責任をもって販売できると判断しまして、
タペストリー仕立ての「グリーンバックスクリーン」を、
これから販売をしていこうと思います。
・シワが付きにくいので、キレイなクロマキー合成がつくれる。
・プロジェクタースクリーンとしても使えるリバーシブル仕様
・完全遮光生地なので、日中に窓に掛けてもグリーン色が変わらない。
・万が一の時にも安心な防炎性能
サイズと値段は下記
幅145㎝×高140㎝ 16,500円(税込み)
幅145㎝×高200㎝ 19,800円(税込み)
以上2サイズ
納期は1週間ほど頂きます。
使用する際には、壁又は天井にフック設置が必要です。
カーテンレールへは、Sフックで取り付け可能です。(フック及びSフック同封)
動き回る動画撮影には、はみ出してしまい不向きです。