リビング3窓の吊り替え事例の紹介。
日当たりがたいへん良いリビングです。
レースカーテンは横引、
厚地はプレーンシェード(裏地付)が付いていました。
プレーンシェードは、おそらく紫外線による劣化でコードアジャスターが割れ、
昇降コードは切れていて、全く上げ下げが出来なくなった状態でした。
修理も検討されたのですが、生地の状態も良くなかったので新規となりました。
今までの、横引レースカーテンと厚地プレーンシェード(裏地付)の組み合わせが、
「使い勝手が良くて、これでイイ」ご要望で、
同じスタイルでの採用となっています。
雰囲気および生地の選定は、
今までのモダンなデザインから、落ち着いた品の良い雰囲気に変えています。
シェード生地は、川島織物セルコンからモリスの新柄「ブラザーラビット・GR」
グレーにゴールド糸をミックスさせたベースに、デザインを浮き上がらせた織生地を採用。
レースカーテンは、オーガンジーに刺繍が施された、シックなデザインの生地を採用になりました。
マナテックス「パピヨン」です。
装飾業の性(さが)として、可能な限り綺麗な仕上がりを試みます。
今回も、隣合うシェードの柄合わせ(ヨコ)を、出来る限り自然に見えるようにして、
一枚で繋がったように仕立てました。
東の腰窓
西の半間腰窓
この窓は、
レースもシェード仕立てにしています。
日差し対策として、
今までと同様に、遮光裏地を付けて対策をしています。
特に南窓は、日差しが年中差し込みます。
それを考慮して、今回は紫外線による劣化対策として、
樹脂部品のカーテンアジャスターフック
およびシェードのブラケットに、劣化防止スプレーを塗布してみました。
部品の寿命が長くなることを期待したいです。