外付けロールスクリーンの不具合修理

外付けロールスクリーンの不具合修理に行ってきました。

外付けロールスクリーン「ソヨカ」ニチベイ製
幅1200×高2000の製品を、勝手口に取り付けました。

取付して、ちょうど2年が経過しています。

「風が吹くとガタガタ言うし、(スクリーンが)外れる」とのことでした。

外付けロールスクリーンは、スクリーンが常に巻き上がようになっていて、

ボトムのレールの溝に下部のフックを掛けて使うスクリーンです。

訪問すると、左側のボトムレールと下部フックの間に隙間が生じていました。
ボトムレールを揺らすとガタガタ音がしました。

※下の写真をクリックすると様子が動画で流れます。

外付けロールスクリーン不具合

よく見てみると、左側のフックの方が右側より浅く掛かっています。

おそらく原因は、
生地の左側が伸びたか、左側フックの位置が下にズレたかによります。

外付けロールスクリーン不具合

お客様と相談して、対処方法を考えました。

・フックに緩衝材を付ける

・持ち出し金具自体を下に取り付け直す

・フックのツメ部位を下げる(結束バンド使用)←お客様の案

以上の3点です。

話し合った結果、
結束バンドを使用して、フックのツメ部位の位置を下げることにしました。

台座とツメ部位の隙間(スプリングで上下する)に、結束バンドを入れ込みました。

ちょうどよいサイズ感で巻くことが出来て、左側のフックのツメ部位が下がりました。

しかも可動式フックの回転もできています。

これで、左が下がりスクリーンの張りが均等になりました。

ボトムレールの溝にフックが食い込み、ガタツキは解消されました。

外付けロールスクリーン不具合

結束バンドの劣化はどうかの話になりました。

劣化防止に役立つ「フッ素樹脂コーティングスプレー」を持参していましたので、

コーティングを施してみました。

高性能タイプで厚い皮膜を作れ、雨や強い日差し保護になります。

光沢が生まれます。

他の箇所に取付した、ボトム固定ベルトの樹脂部分が白く劣化がありましたので、
こちらにもスプレーさせて頂きました。

施工が完了したら、「我ながらイイ案だったなあ」とお客様

なにより不具合が解消されて良かったです。