20年前の新築時に、カーテン一式を納めたお客様、
カーテンの吊り替えに訪問しました。
打合せで通されたのは、仏間でした。
その仏間には、お仏壇と当時納めたお仏壇用のカーテンが、ともに輝いて見えました。
非常に懐かしい
この仕事もしたなあ
と、思いに馳せてしまいました。
商談終わりに、写真を撮らさせて頂きました。
20年経った状態。
生地のヘタリや焼けもほとんど感じられなく、
「きれいに作ってもらったねぇ」とおっしゃっていただきました。
お仏壇用のカーテンは、上飾りと両脇カーテンで構成される場合が多い。
両脇のカーテンは、全閉できます。
全閉できない飾り目的(ダミーカーテンとも言う)の仕立て方もあります。
納めるスペースとお仏壇との隙間(両サイドと上部)を埋めることにより、
ホコリの侵入防止と、
ご先祖様を敬う想いの表れになります。
装飾性が表れる上飾りは、箱ヒダ
規則的に折りたたまれたプリーツで、柄がきれいに出るように、
「柄だし」を考慮して、裾にフレンジを付けています。
また、
黄金色の彫り物に合わせるように、生地選びに精をだした事を思いだしました。
品番KA1371(川島織物セルコン)
もう廃番で現在はありません。