コロナ禍の中で、感染に歯止めがかからない状態になっています。
我々にできることは、訪問時に玄関先での消毒とマスク着用
打合せ時間を長くしない(30分以内)などの対応をしてまいります。
カーテンレールの取り替えをしました。
以前カーテンを納めた窓のカーテンレールですが、
カーテンの開け閉めが大変し難くなって、状態を見てほしいとのご依頼でした。
ランナー(溝に走る滑車)が劣化して、ところどころ動かなくなっていて、
先頭ランナーとエンドキャップが破損して落ちていました。
これでは見栄えも悪く、
「すごく苦になっていた、年内中に替えようと思って」とのことでした。
天井ボックスに取り付けられたレールです。
カーテン丈が長くなることから、重さと開閉時の引っ張りが強くなり、
レールへの負担が大きくなりがちです。
レール以外にも、カーテンフックの破損も多くなります。
お客様に聞くと、
レールは、新築当時に取り付けた40年選手とうことがわかりました。
ここのレールの取り付け方が、
ボックス内で交差した状態で付いています。
最近は少ないですが、当時はよく行われていたように思われます。
カーテンの中央が合わさった部分の隙間をなくし、見栄えもよく見えます。
ホテルの客室ではこの付け方は今でも多いです。
今回も同じように、交差する状態で取り付けさせていただきました。
ボックス内の奥行に均等間隔でレールを設置
ボックス奥行が14㎝でして、
交差レールをするには、はギリギリの寸法です。
これより狭いと、フックとカーテンが擦れ合ってしまい、開閉によろしくないです。
15㎝以上ほしいところです。
取り付け作業は、上を向いのビス打ちで、その本数も通常取り付けより多くなります。
3窓の取り替えで、2時間ほどかかりました(1人)
次にご紹介する事例は、
リビングの一部にベットを置くことになり、その部分をカーテンで囲うようにしたいご要望を受けました。
L字にカーブしたレールを、天井から吊って取り付けます。
ベット周り用のトーソー ニューリブを使用。
天井から吊るには、専用の吊り棒を使いまして、
取り付けは、天井の下地調べから始めます。
天井奥にある、木下地を探して、そこに吊り棒を取り付けます。
きれいに、正確に取り付けるには、
墨出し作業が肝要となります。
等間隔にある下地に取り付けました。
レールがⅬ字に繋がった状態を作るには、
カーブ(1m×1m)レールに、直線レールをジョイントしていきます。
カーブレールを先に吊り棒にセットして、直線レールの寸法を測りカットします。
そして繋げてゆきます。
壁に当たる両端に、壁面ブラケットを取り付けて固定
これで、ベット周りの吊りカーテンレール設置は完了です。
この吊りレールの取り付けも、上を向いての作業です。
デスクワークも増えている中、
猫背の改善に役立ったかなぁ!?
カーテンの注文も頂いたのですが、縫製が間に合わなく、年明けの納品となってしまいました。
納品までの貸カーテンを吊らさせて頂きました。