カーテンを束ねるバンド「タッセル」の事を書きます。
「タッセル」には色々種類があり、
一番多いタイプとしては、カーテンと同じ生地で作った共生地タイプがあります。
その中でも、弓のような形をした物もあります。
今回、事例を通じて紹介させて頂きます。
弓型タッセル
タッセルの形が全体に弓のように湾曲しているので、弓型のタッセルと呼ぶもの。
一般的なタッセルと違った形をしていますよね。
なぜこのような形にするかと云うと、
カーテンを束ねた時に、
・カーテンに余計なシワがつきにくい
・しっくり綺麗に束ねられる
事になるからです。
一般的なタッセルは、
上部は直線で下部が少しカーブしていて、「舟形」と呼ばれています。
束ねて見ると、
弓型と比べると、
タッセル下部に締め付けるところが有り、シワが出来てしまいます。
尚、この弓型タッセルは、オプション仕様になります。
打合せ時に紹介をさせて頂きますが、無い時はお申し付けしてください。
おしゃれな刺繍カーテン
今回の事例は、新築時からのLDカーテンの吊り替え。
今までのプリントカーテンから、刺繍のカーテンにタイプを変えました。
雰囲気がガラッと変わり、出来栄えに満足頂いた様子でした。
明るい白ベースの綿混生地に
刺繍が全体に施されたたタイプで、輸入カーテンとなります。
立体的に凝った刺繍加工が加えてあって、よりテクスチャー感を感じ、豪華さも醸し出します。
お部屋も明るくなりました。
生地に厚みが有りあるので、
カーテンのヒダ使いは、1.5倍ひだ仕立てを採用しています。
生地分量は少ないですが、遜色のない印象です。柄が綺麗に見えています。
生地の伸び縮みを考慮して、
カーテン丈は床にタッセルさせています。