フィッティングルームのカーテンを取り付けました。
以前、レストランウェディングのホールのカーテン(上部アーチカーテン)を納入頂いたお客様から、追加のご用命です。
その時の事例紹介は↓
ウェディングホール&カフェのカーテン
フィッティングルームのカーテンはドレスのような仕立て
概要:レストランウェディングのフィッティングルーム、そのカーテンとレールが古くなり新調
内容:フィッティングルームのカーテンを、ドレスのような仕立てで、カーブレールを設置して取り付け。
縫製仕様:薄地オパールデザインシアーと厚地を重ねたアンサンブル仕立て、裾にボイルフリルを施しました。
ご要望:既存のカーテンとレールを全交換して、ウェディングのフィッティングルームとして、
華やかで晴れに日にふさわしくものをお探しの様子でした。
そして、お店の全体の雰囲気であるフレンチアンティークにも合うスタイル。
打合せ:生地とデザイン選びは、店内サンプルをご覧になり対話を通して決めていきました。
採用頂いたのは、
気に入れられた薄地オパールデザインシアー。
スタイルは、厚地を合わせたアンサンブル仕立て。
生地が重なるアンサンブル仕立てによって、色デザインや風合いを美しく表現することになります。
シアーの裾にボイルフリルを施しました。
これは、天井高(300㎝)に、シアーの生地幅(295㎝ヨコ使い)が足りず、
フリルで寸法を足す方法をとっています。
ひとつのデザインとして提案しています。
設置場所はフィッティングルームの南東スペース
幅3300カーブ×高3000のサイズ
片開きで仕立てています。
裏の厚地生地は、フジエテキスタイルPROFILE収録のウスライという生地を採用。
非常に滑らかなウェーブ性と光沢感があって、よく提案させて頂いています。
フィッティングスペース側が生地表面になるように仕立てています。
シアーカーテンは、桜をモチーフしたオパールデザイン
所々にラメの顔料プリントが散りばめられています。
サンゲツ(イタリア製)
華やかで晴れの日にふさわしい生地です。
生地が重さなる事によって、
桜のデザインが浮き上がり、色味や風合いも美しく見えています。
カーテン丈は、床に10㎝タッティングさせています。
裾のボイルフリルのフリル幅と、このタッチィングの長さは、
話の流れで「プロがイイと思う長さで!」とお任せされることが多い。
今回もお任せいただいてから、縮尺図を描いて頭の中でぐるぐる想像して、決めさせていただいています。