リビングの西窓にハニカムスクリーンとダブルシェードを取り付けました。

日本の住宅は、断熱性能がまだまだのようです。

断熱性能を謳うハウスメーカーであっても、欧州(特にドイツ)の住宅の断熱に比べると劣ると聞いています。

四季がはっきりしている日本において、住宅の断熱はもっと気にして良いところで、

それは体への負担軽減や建物の寿命にも影響します。

特に窓からの熱の流入は大きく、その対策は効果が期待できます。

ハニカムスクリーン＋ダブルシェードの３重吊り

毎年この時期(7月)になると、西日の暑さに悩む方から相談を受けます。

夏の西日はきつくて、西壁に窓は付けるなと言われた時代もありました。

通常の厚地とレースに、更にハニカムスクリーンを加えた3重吊りを西窓に施して、断熱対策をおススメしています。

3重吊りまでもしなくても！と思われるかもしれませんが、思いのほか快適で且つインテリア的にもおしゃれになります。

施工事例で紹介します

新築のリビングにある西窓

家の周りに遮る建物が無く、西日がきつく当たる立地です。

遮光厚地とレースのダブルシェードにハニカムスクリーンの3重吊りで取り付けました。

窓枠内にハニカムスクリーンを取り付けて、断熱をしっかり施します。

ハニカム断面の空気層が断熱を果たしてくれて、すごく効果があります。

更に窓枠外に、遮光厚地とレースのダブルスクリーンを取り付けました。
断熱効果を増すと同時にインテリア性を上げてくれます。

機能性一辺倒になりがちなインテリアに、潤いの要素もプラスしようという捉え方です。

採用した生地は、風通織の遮光タイプで織が凸凹して表情が豊か

洗練感あるフラワーデザインにネイビー＆グレーの色合いが旬のデザインです。

レース生地は、艶のあるクラッシュ加工を施したタイプ、こちらの織表情が豊かです。

南の掃き出し窓にも、同じ組み合わせで取付しています。