寝室に遮光カーテンを取り付けました。
暗さにこだわる遮光カーテンの取付
リビングに隣接するお部屋が、寝室として使われます。
その寝室をしっかり暗くしたい、ご要望を頂きました。
ご要望を形にするには、
・遮光性能の優れたカーテン生地を選ぶ
・窓を隙間なくカーテンで覆う
ことになります。
生地選定
店内のサンプルとBOOKサンプルを用いて、打合せをしていきました。
遮光性能(等級)にこだわりすぎると、風合いに欠けた遮光生地の傾向があり、
遮光性能と風合いを兼ね備えた生地探しに、時間をかけました。
採用頂いたのは、起毛無地の遮光1級・B生地
織り表面を起毛させ、適度な重みがあってドレープ性豊かな遮光生地です。
遮光性能は、遮光1級・Bの等級になっています。
気になる、暗さの度合いは、
NIFの目視度説明によると「生地から光を感じ、生地の織り組織や色も分かる」
遮光1級(5段階分類)の中で4番目の暗さです。
「真っ暗には成らなくて、映画館並みの暗さには近づけるくらい」との説明をさせて頂きました。
現在、遮光1級は5段階に分類され、遮光の暗さをより厳密に知れるようになっています。
過去に記したブログ
カーテンの遮光1級がさらに5段階に等級分け、お部屋を真っ暗にしたい方の参考に
遮光カーテン(1級・B)の施工事例
寝室の南掃き出し窓 幅230×高198cm
出来るだけ窓を隙間なくカーテンで覆う
暗さにこだわるので、片開きをオススメしています。
窓を隙間なくカーテンで覆う片開きなら、
窓中央からの隙間が生じなく、光漏れがなくなるからです。
他に、カーテン丈を床にピッタリ擦るくらいの長さで仕立て、
ヒダ率を2.5倍とたっぷり生地を使用しています。
カーテンを閉じた窓側の暗さ
隣接するリビングの建具を閉じ、カーテンを閉じた窓側の状態です。(iPhone7自動モードで撮影)
窓の四方からの光漏れ、生地からも光を確認できます。
実際の肉眼では、窓の両サイドからや床から入る光は、ここまで感じませんでした。
カーテンを閉じたベットヘッド側の暗さ
寝室の東側、ベットヘッド周辺を撮った暗さです。
部屋全体の暗さは、足元が辛うじて分かるレベルといったところでしょうか。
別件で再訪したのですが、
「けっこう暗くなって満足です!」という感想を頂きました。
まとめ
・遮光カーテン(1級・B)は、足元が辛うじて分かるレベルの暗さ
・窓を隙間なくカーテンで覆う(片引き・カーテン丈・ヒダ率)事も大切
当店はキャッシュレス還元事業の対象店です。